首相、名護市長選は末松氏で一本化の考え示す 知事はケネディ大使と面会 産経新聞 11月30日(土)0時9分配信 安倍晋三首相は29日、自民党沖縄県連の翁長政俊会長と官邸で会談し、保守系が分裂している同県名護市長選をめぐり、候補者一本化の作業を急ぐべきだとの意向を示した。県連は、出馬表明している同党の末松文信県議での一本化を目指しており、翁長氏は会談後、記者団に「首相も同じスタンスだ」と述べた。 翁長氏は菅義偉官房長官や自民党の石破茂幹事長とも個別に面会し、県連として米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設容認に方針転換したことを報告した。 一方、仲井真弘多沖縄県知事は同日、キャロライン・ケネディ駐日米大使の招待を受け、大使公邸で初めて会談した。仲井真氏は基地問題について「過剰な負担感が県内にある。解決に向けて頑張ってほしい」と要請、ケネディ氏は「大使として努力したい」と応じた