このなかには標高2800メートルあまりありダマスカスを見下ろす位置にあるヘルモン山の山頂も含まれています。 今月17日にはネタニヤフ首相自らヘルモン山の山頂を訪れ、「安全保障のための取り決めができるまで駐留を続ける」と述べました。 同行したカッツ国防相は「われわれがここにいることでいまは穏健を装っているシリアの過激派勢力を抑止することができる」と述べシリアの新しい国づくりを主導するシリア解放機構への警戒心をあらわにしました。 こうした動きについて、かつてイスラエル軍でシリアとの国境地帯で任務についていたコーヘンさんはNHKの取材に「中東の情勢は極めて不安定で、誰も予想がつかない。駐留がどれほど長引くかは予想できない。過激派勢力がドルーズ派もユダヤ人もお構いなしに攻撃するような事態は避けなければならない」と述べました。 一方、シリア側は反発しています。 シリア解放機構のジャウラニ指導者はBB