家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月の消費者物価指数は天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が去年の同じ月より2.3%上昇しました。 このうち「米類」が58%余り上昇し、上昇幅はこれまでで最も大きくなりました。 総務省によりますと、先月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が2020年の平均を100として108.8となり、去年の同じ月より2.3%上昇しました。 上昇幅は電気・ガス料金が政府の補助金で抑えられたため、ことし9月より0.1ポイント縮小しました。 一方、食品の値上がりは続いていて、「生鮮食品を除く食料」は3.8%上昇し、上昇幅は前の月から0.7ポイント拡大しました。 このうち「米類」は58.9%上昇し、比較できる1971年以降で上昇幅は最も大きくなりました。 去年産のコメの需要が引き続き大きいことに加えて、新米の価格も上昇したことが要因とみられます。 このほか、「