自民党の奈良県連会長を務める高市早苗経済安全保障担当相は27日、4月9日投開票の県知事選を巡り、県連が元総務官僚の新人、平木省氏の推薦を上申しているにも関わらず党本部が保留している問題について、計18回ツイッターを投稿し、県連の選考過程の正当性を強調した。 県連は平木氏と5選を目指す現職の荒井正吾氏の両陣営から推薦要請を受けた結果、1月15日の選対会議で平木氏への推薦を決定。党本部に平木氏の推薦を上申したが、荒井氏も出馬の構えを崩しておらず、党本部は1カ月以上も態度を保留している。 高市氏は18回のツイッターで、県連が平木氏への推薦を決めた経緯について、「手続きに瑕疵(かし)があった旨の報道。選対委員会では平木氏を推す委員が圧倒的多数。投票箱を用意したのに、『県連会長一任』の声に皆が了承。票数が報じられると知事に恥をかかせるという『武士の情け』だった」と説明した。 その上で、「推薦が遅れて