ニューヨーク（ＣＮＮＭｏｎｅｙ） 既に１５０あまりの職歴をもつ人気玩具のバービー人形に、新しく「起業家」という肩書きが加わった。米マテルがこのほどニューヨークで開かれた玩具の国際見本市で披露した。 マテル広報によると、バービーの５５年のキャリアの中で、起業家の肩書きを持つのは初めて。 人形は肌の色や髪型が違う４種類をそろえた。いずれもピンク色のスリムなワンピースに身を包み、起業家には欠かせない道具であるスマートフォンとタブレット、ブリーフケースを持っている。 マテル広報は「バービーのキャリアには常に時代を反映させてきた」「女性起業家は珍しくなくなり、数も増えている。この仕事について女の子たちに知ってもらうきっかけにしたい」と話している。 起業家バービーは米国で６月に発売予定で、値段は１２．９９ドル（約１３３０円）。 キャリア志向バービーの「Ｉ　ｃａｎ　ｂｅ（私にもなれる）」シリーズはマテル

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東京都が中央卸売市場築地市場（東京・中央）を移転する江東区豊洲で、すし店「すしざんまい」の喜代村（東京・中央）と大和ハウス工業が場外市場を整備する。新市場と結びつきの強いすし・海鮮丼などの飲食店、かつお節や魚肉練り物などの専門店など140店を誘致する。温浴場や屋台村もそろえ、新市場でも国内外の観光客を受け入れられるようにする。すし店の運営にノウハウを持つ喜代村と、商業施設開発の経験が深い大和ハ

藤沢に押し寄せた津波も低くはなかった。「震災予防調査会報告」が伝えている。 〈江ノ島邊ニ於テ三米乃至（ないし）五米程ノモノガ押寄セタ〉 その被害を「神奈川県震災誌」が刻む。 〈川口村（現藤沢市）にては片瀬の山本橋及江ノ島桟橋の流失するあり。江ノ島及片瀬に於て溺死七名を出せる外、當時（とうじ）該桟橋を通行中なりし約五十名は橋梁とともに流されて行方不明となれり〉 不運にもさらわれた人が数多くいた一方で、江の島に近い当時の藤沢町・鵠沼では「幸運な面もあった」と鵠沼郷土資料展示室運営委員会副委員長、内藤喜嗣（７８）は指摘する。「鵠沼の海沿いには別荘地が広がっていた。夏の間は１５００～２千人が滞在していたが、震災のあった１９２３年は８月２８日に海水浴場が閉じられ、８月末にほとんどの人が帰京していた。海水浴の期間中に地震が起きていたら、かなりの犠牲者が出ていたに違いない」 ■「汐止め」 内

２月１８日、太平洋上を１３カ月にわたって漂流していたとされる中米エルサルバドル出身の漁師ホセ・サルバドール・アルバレンガさん（中央）が、退院後に記者団の取材に応じ、海に戻ることはないと語った。写真は１１日撮影（２０１４年　ロイター/Jorge Cabrera） ［サンサルバドル　１８日　ロイター］ -太平洋上を１３カ月にわたって漂流していたとされる中米エルサルバドル出身の漁師が１８日、退院後に記者団の取材に応じ、海に戻ることはないと語った。 この漁師はホセ・サルバドール・アルバレンガさん（３７）。今年１月、マーシャル諸島のサンゴ環礁に漂着しているところを発見された。 発見当時、アルバレンガさんは、素手で捕まえた魚や鳥を食べたり、ウミガメの血を飲んだりしながら生き延びていたと話していた。 母国のサンサルバドルで会見したアルバレンガさんは、漂流中は毎日、神に語りかけ、生き延びることができると信

経済 魚、４割の種が減少、ピンチ　マアジ、ホッケ、トラフグ2014年2月19日  Tweet 水揚げされた根室海峡のホッケ＝２０１３年９月、北海道羅臼町　日本周辺の主要な漁業対象種の４割超で資源量が少ない状態にあるなどと指摘した２０１３年度の資源評価の概要を水産庁が１９日までにまとめた。マアジやホッケ、トラフグ、スケトウダラの一部は既に資源量が低レベルである上に減少傾向にあり、深刻だ。多くの場合、漁獲量が過剰で、漁獲量削減が必要と評価された。 　水産庁は毎年、周辺水域の重要魚種の資源量や動向を調べ、１３年度は魚種や分布海域に基づき８５種に分けて評価した。 資源量が低位とされたのは、ニシンや太平洋に群れで生息する太平洋系群のマアジ、北海道北部系群と根室海峡のスケトウダラ、伊勢・三河湾系群のトラフグなど３６種。 (共同通信) 次の記事:ウクライナ首都で１８人死亡　...>>  今日の記事

水産庁は19日までに、日本周辺の主要な漁業対象種の4割超で資源量が少ない状態にあるなどと指摘した2013年度の資源評価の概要をまとめた。マアジやホッケ、トラフグ、スケソウダラの一部は既に資源量が低レベルである上に減少傾向。多くの場合、漁獲量が過剰で、漁獲量削減が必要と評価された。水産庁は毎年、水産総合研究センターに委託し、日本周辺水域の重要魚種の資源量や動向を評価しており、13年度は魚種や分布

甚大な被害が予想される南海トラフ巨大地震などによる津波から人的な被害を防ごうと、全国の自治体が津波避難タワーの建設を急いでいる。国などが公表している被害想定では、九州から四国、関西、中部、関東地区まで広範囲に10メートルを超す津波が押し寄せる。津波の到達予想時間が短く、海に面した逃げ場の少ない自治体では、津波避難タワーの整備が急務になっている。 東日本大震災(2011年3月11日)以降、津波からの避難施設に関心が高まったが、最近注目を集めているのが静岡県吉田町に昨年9月完成した津波避難タワーだ。町道をまたぐ歩道橋を兼ねて建設したもので、道路上を活用したタワーの整備は全国で初めてのケースだ。完成式典に出席した太田昭宏国土交通相は「モデル的な取り組みとして、全国に広げていきたい」と絶賛した。 吉田町は震災後の11年11月から、「1000年に1度の大津波を想定した津波ハザードマップ」を作成し、1

飽食の時代は、常にダイエットブームである。販売不振の雑誌は相も変わらず女性向け痩身特集を頼みの綱とするが、記者は生まれてこの方、ダイエットしたことがない。 家系的な体質だろう。　・・・ 【残り 651文字】

潮干狩りシーズンの到来を控えた富津海岸潮干狩り場（富津市富津）で１８日、試し掘りが行われ、例年よりも大粒のアサリが“ザクザク”と顔を出した。同海岸の潮干狩り場は３月１５日にオープン予定で、関係者は多くの来場を期待している。 富津漁協によると、同市沖では昨年６月ごろからアサリが大量発生しており、味も良好だという。この日の試し掘りでは、関係者が熊手を入れると、アサリに交じってハマグリも次々に姿を現した。 同海岸の潮干狩り場には昨年、約１０万１０００人の観光客が訪れたが、東日本大震災前の１７～１８万人の水準には戻っていない状況。 同漁協の佐久間国治組合長（６６）は「今年は潮回りが良いので１５万人を目標にしたい。実入りや味が良いので、潮干狩り場にできる限り放流したい」と話していた。

「かつてはもっとぎっしりマグロが並んでいたのに、おらんようになった」と話す尾形さん（左）（長崎県壱岐市の勝本漁協で） 数が減っている魚を避け、環境に配慮した漁法で取られた水産物を食べようと、漁師や仲卸業者など魚を扱うプロたちが呼びかけている。 海の危機を消費者に知ってもらい、魚の乱獲や絶滅を防ぐ取り組みだ。旬やおいしさだけでなく、魚の未来にも関心を持って食べることが必要になっている。 漁師などの有志が取り組み 東京都世田谷区のスーパー「心花(ここはな)桜新町店」では、昨年から鮮魚売り場に、緑のシールをトレーに貼った魚を並べている。 このシールは、東京・築地のマグロ仲卸業者「鈴与」社長の生田與克(よしかつ)さん（５１）が発案した。シールに書いた「Ｓｅａｆｏｏｄ　Ｓｍａｒｔ」という言葉には、「賢く食べて、魚を増やす」という思いを込めた。水産庁が発表した日本近海の資源調査などを基に生田さんらが「

【裏・ソチ冬季五輪レポート】ロシアとトルコで食べ歩いた結果(一部を除き)ウマいものだらけだった！(後編) 前回に引き続き、ロシア＆トルコを食べ歩いてきたその後編である。今回は、ダメ料理も参考までにあげておきたい。 では、5位から紹介していこう。 5位.アドレル/『BEERHOUSE -pap Mapma』のサーモンステーキ(－部分はアルファベットが装飾的すぎて読めず) 時差の関係につき、ずっと起きている状態でゾンビのようにさまよっていた我々がたどりついたのは、黒海沿いのビアハウス。 とりあえず昨日の早朝からベッドで寝ていなかった我々は、景気づけに料理を頼みまくった。ガーリック風味のエビフライ、マトンの塊グリル、フライ付きのサラダなどなど。どれもボリュームがたっぷりかつ、新鮮で激ウマだったが、個人的にはこのサーモンステーキが特に印象に残った。 しっかり下味をつけたサーモンを、パリッとソテーし

スマ養殖など宇和海水産振興へ報告　愛媛大2014年02月19日(水) ツイート 【写真】クロマグロの近縁種スマの養殖などについての研究報告会＝１８日、宇和島市丸之内３丁目 愛媛大南予水産研究センター（愛媛県愛南町船越）は１８日、宇和海の水産業活性化を図る文部科学省補助事業「地域イノベーション戦略支援プログラム」の研究成果を宇和島市丸之内３丁目のサブライムホールで発表した。クロマグロの近縁種で味も近い「スマ」の完全養殖など、新たな水産資源掘り起こしについての報告が注目された。 プログラムは愛媛大や行政、金融機関などによる協議会が２０１２年度から５カ年計画で展開。全国の大学や企業から同センターに招聘（しょうへい）した研究員５人が技術開発を進めている。年間事業費は約８千万円。 同センターの後藤理恵准教授は、乱獲によるマグロ資源減少などを受け、クロマグロの代替魚種として、漁獲が少なく市場にあまり出

釣り専門メディアの週刊つりニュースがこのほどまとめた「全国海上ネットワーク調査」の結果では、海の上で最も LTE 回線につながりやすいのは、NTT ドコモの「iPhone 5s」となり、接続率は100％を記録した。なお「iPhone 5s」は、ドコモ、KDDI （au）、ソフトバンクモバイルいずれの場合も、同じキャリアの Android スマートフォンを上回る結果となった。 キャリア各社が LTE サービスの強化に力を入れるなか、「測定ブーム」とでも言うべき回線速度や接続率の調査が頻繁に行われているが、今や海上にまでその範囲は広がった。 【画像が掲載された記事、より大きな画像、その他の画像など】 週刊つりニュースは、関東、中部、関西、九州の4本社体制で各地域の釣り関連情報を集めているが、このネットワークを生かして釣り船に調査員が乗り込み、全国の人気海釣りスポット31か所で調査を実施した。な

昨年９月より「ｉＰｈｏｎｅ」を扱う国内キャリアが３社となり、各社の競争がますます激化している。他との差別化を図るために各社が力を注いでいるのが、通信速度や接続率、つまりつながりやすさだ。このほど、釣り専門紙の「週刊つりニュース」が全国の人気海釣りスポット３１カ所で、海上ネットワーク調査を実施した。 この調査は、海上や沿岸部でのスマホ利用機会が多い釣りファンの利便性向上を目的としたもので、３つの通信会社計６機種（各社の「ｉＰｈｏｎｅ５ｓ」とドコモ「ＸｐｅｒｉａＺ１」、ａｕ「ＸｐｅｒｉａＺ１」、ソフトバンクモバイル「ＡＱＵＯＳ　ＰＨＯＮＥ　Ｘｘ」）で行われた。 その結果、海上３１カ所でのＬＴＥ接続率はＮＴＴドコモの「ｉＰｈｏｎｅ５ｓ」が１００％で文句なしのナンバーワン、データ通信における全エリア平均のダウンロード速度もドコモの「ＸｐｅｒｉａＺ１」が１７・４５Ｍｂｐｓでトップだった。

東日本大震災から三年になるのを前に、三陸の生産者の商品を紹介し販売する「さんりく○（まる）マルシェ」が江東区白河の深川いっぷくで開かれている。二十三日まで。 販路が広くない生産者による逸品を紹介し、被災地の企業の自立を支援しようという企画。岩手県大槌町出身の男性が開いた「三陸ハンドメイドプラザ」（埼玉県川越市）で販売している南部せんべいやイカめしなどの食品を中心に、宮城県気仙沼市の唐桑半島で作っている大漁旗を使ったバッグなども販売。岩手県宮古市田老の高台にある障害者施設「みやこワークステーション」が出品するコーヒー豆やクッキーなどもある。

2013年のサンマの水揚げは14.8万トンでした。水産業界紙では「14年ぶりの不漁」と水揚げの減少が強調されていました。確かに過去10年間の平均25万トンを大幅に下回り、近年のピークだった2008年の34万トンの半分以下の数量にとどまりました。水揚げ数量が例年になく少なかったのは事実ですが、果たしてこれは漁業者にとって本当に厳しい結果だったのでしょうか？ 大漁で単価下落、供給過剰にも 2012年と比較すると、2013年の水揚げ数量は32%の減少でした。しかし、単価が95%も上昇したために、水揚げ高は230億円となり、前年比で36%も上昇しているのです。釣り大会であれば、たくさんの数を釣った方がよいでしょう。しかし漁業者にとっては、経済的な面からすればたくさん獲って単価が下がるより、少ない量でも水揚げ金額が多い方がよいはずです。 先に述べたサンマは、近年の漁獲量のピークが34万トンで、その漁

震災の津波で被害を受けた気仙沼市の離島・大島の住民たちが、郷土誌「はやわかり気仙沼・大島漁村誌」を出版した。古くから伝わる津波の教訓など島の歴史を見つめ直して復興に生かすのが狙いだ。島で生まれ育った旅館業、境健(まさる)さん（６３）を中心に、東北大の川島秀一教授、郷土史研究家の山内繁さんたちが執筆した。（安田龍郎） 大島は、東北最大の有人離島で、面積約９平方キロに２８８５人（１月末現在）が暮らす。震災で高さ１０メートルを超える津波に襲われ、３３人が犠牲になった。境さんは「住民が島の歴史や先人の言葉を知っていれば、犠牲者を出さずに済んだかもしれない」と自戒を込める。 境さんは震災後、昭和三陸地震（１９３３年）の教訓を伝える石碑が島にあることを初めて知った。景勝地・小田の浜近くの高台に立つ長崎石碑には、こう書かれている。 「大波はたけり狂い、海底を巻き上げるようにして押し寄せ、（中略）一撃で島

福井県坂井市の魚問屋で１８日、日本海の冬の味覚「越前ガニ」が天皇、皇后両陛下や皇族に贈るため釜ゆでにされた。皇室への献上はことしで８８回目という。　この日午後に三国港で水揚げされた雄のズワイガニのうち、身が詰まった重さ約１・５キロの１５匹を厳選。深さ約７０センチもある大型の釜で塩ゆでにすると、カニは鮮やかな朱色に変わった。１９日には両陛下や皇族に届けられる。　当初は１２日に釜ゆでする予定だったが、天候不良のため漁に出られず、延期していた。　カニ献上は１９２２年に始まり、天皇崩御の年や戦時中などを除いて続けてきたという。現在は坂井市の魚問屋４軒が毎年持ち回りで担当している。　釜ゆでした「やまに水産」の山野修一社長（７６）は「越前ガニは今が旬。色が良く、身の詰まった極上のカニが取れて良かった」と話した。

富津市の富津海岸潮干狩り場で１８日、アサリの生育状況をみる試し掘りが行われた。今年は潮回りがよく、実入りもいいという。３月１５日にオープンする。　冷たい北風の吹く中、漁協や市の職員らが熊手や素手でアサリやハマグリを掘り出した。「今年は大きいなあ」とニコニコ顔。　同潮干狩り場には昨シーズン１０万人以上の潮干狩り客が訪れたが、震災前の１８万人には及ばなかった。漁協で「すでに予約が５５００人。今シーズンは１５万人を目指す」としている。　入場料は大人（中学生以上、２キロまで）１６００円、小学生（１キロまで）８００円。問い合わせは同漁協（０４３９・８７・２１２１）へ。

潮干狩りシーズンが始まるのを前に、富津市の富津海岸潮干狩り場で１８日、漁業関係者らによるアサリの試し掘りが行われた。 東京湾沿岸でも有数の潮干狩り場の同海岸は、今年はアサリの量も例年より多く、この日の試し掘りでは、富津漁協の関係者や富津市の職員が熊手で砂を掘ると、４センチほどのアサリが次々と顔を出した。同漁協の佐久間国治組合長（６６）は「今年は潮回りも良く、来場者１５万人を目標にしたい」と話している。 潮干狩り場は３月１５日にオープンし、９月１１日まで営業予定。入場料は中学生以上が１６００円（網袋付き２キロ）、小学生（同１キロ）は８００円、小学生未満～４歳（同１キロ）は７００円。問い合わせは同漁協（０４３９・８７・２１２１）へ。

岩手県陸前高田市で東日本大震災の被災者の行動を調べたところ、死者・行方不明者の３割が避難所で津波にのまれていたことが分かった。自宅や勤務先周辺でのまれた人の割合を下回ったものの５ポイントの差に過ぎず、調査にあたった静岡大学防災総合センターの牛山素行・教授は「避難所だから安全とは言えない状態がうかがえる。時間の許す限り高いところを目指す姿勢が重要だ」と話している。　調査は陸前高田市内の全世帯に加え、近隣市町村の仮設住宅に入居している同市民の世帯が対象。２０１３年１２月に約７２００世帯に調査票を送り、およそ半数から回答を得た。回答者には家族の行動も答えてもらい、死者・行方不明者も含め１万人以上のデータを集めた。　その結果、津波が到達した時間帯では、死者・行方不明者２０６人のうち、２９・１％にあたる６０人が避難所にいたことがわかった。自宅や勤務先などの周辺は３４・５％と避難所にいた人を上回ったも