お笑いコンビの松本ハウスが8日、都内で著書『統合失調症がやってきた』の出版記念イベント前に記者会見を行った。ハウス加賀屋の持病であった統合失調症の悪化を理由に1999年に活動休止、10年の歳月をかけコンビを復活させた加賀屋は「この病気は完治とは言わず、寛解と言う。薬を飲んだ状態で寛解」と説明した上で、「復活芸人です」とアピール。まだ「完全に克服した状態とは言えない」としつつも「復活したのは4年前。飲んでる薬の内容も量も変わらないけど、どんどん脳みそがクリアになっていく」と笑顔で明かした。 【写真】統合失調症を乗り越え元気!松本ハウス・加賀谷 かつて『ボキャブラ天国』で注目を浴びた二人は現在、お笑い芸人としての活動と平行して講演会なども開催。加賀谷は「(統合失調症は)100人に1人がなる。皆さんもなる可能性がある病気です。身近な病気であることを届けたかった」と同書の執筆理由を明かした。