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岡田暁生『西洋音楽史』(2) - charisの美学日誌
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岡田暁生『西洋音楽史』(2) - charisの美学日誌
[読書] 岡田暁生『西洋音楽史』(中公新書、05/10) (写真は、古代ギリシアの彫刻家プラクシテレス作の... [読書] 岡田暁生『西洋音楽史』(中公新書、05/10) (写真は、古代ギリシアの彫刻家プラクシテレス作のアポロン像。ルーブル美術館。アポロンは音楽の神でもあるが、これ以上に美しい人間の肉体があるだろうか?) 本書の、次に面白い論点として、バロックとウィーン古典派の考察がある。「バロック」とは「いびつな真珠」という否定的な意味の言葉なので、バッハのような構築的な音楽を思い浮かべる我々には、どうもしっくりこない。この語は、本来、ルネサンスの調和の美しさに比べて、英雄的なギラギラした効果が好まれるようになった新しい時代の「趣味の悪さ」を、同時代人が揶揄した言葉なのだ(p69)。つまり、ルネサンスの側から新時代を見たときの呼称であり、現代の「我々の側から」見たのでは、語義が十分に伝わらない。 バッハがバロック音楽を「代表」すると考えてはいけない(p85f.)。バッハはバロックの傍流で、カントと同