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『アウトレイジ ビヨンド』(北野武/2012) - maplecat-eve’s blog
黒味の画面、耳をつんざくけたたましい金属音と共に始まる北野武の新作は、クレーンに吊り上げられた黒... 黒味の画面、耳をつんざくけたたましい金属音と共に始まる北野武の新作は、クレーンに吊り上げられた黒い車が示すどおりの真っ黒な傑作だった。海水が漏れるあの黒い車体のような重み、黒さ。ファーストショットでこれが傑作であることを確信させる黒さ。黒いスーツに固められた組幹部が集まる会議は、大島渚の『儀式』における座りの様式性のように、ズシンとした重みを感じる並びだ。銃撃戦の省略による黒味の挿入は、前作より暴力描写を控えたにも関わらず、北野作品においてかつてないほどの画面の惨劇の並びを見せる。非常階段に並んだ死体の数々を上から下に見せるショットの様式的な美しさ。そしてコノヤロー繋ぎだよコノヤローが見事だった前作に、より演出家としての画面の経年の深み=皺を与えたのが登場人物の顔と顔と顔だろう。『アウトレイジ ビヨンド』では、みんな本当になんて顔をしているんだ!と驚くばかりの顔が並べられる(本物にしか見え
2012/10/14 リンク