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放送大学の学生サークルが古文書を全文翻刻、武士の江戸滞在日記を解読
放送大学千葉学習センターの学生団体「古文書を読む会」が、同会顧問の岩淵令治学習院女子大学教授の指... 放送大学千葉学習センターの学生団体「古文書を読む会」が、同会顧問の岩淵令治学習院女子大学教授の指導の下、江戸時代天保年間の古文書「国枝外右馬江戸詰中日記」の全文翻訳を成し遂げた。この「日記」については、概要を紹介されたことはあったが、全文翻訳は初。 「国枝外右馬江戸詰中日記」は、豊後国(大分県)臼杵藩の藩士であった国枝外右馬が、参勤交代で江戸勤番中に国元の妻子へ宛て認めたもの。職務・生活・文化交流等に至るまで記述が詳細・豊富で挿図約140点も伴っており、日本近世史研究にとって価値の高い史料と見られている。 解読された内容は2021年3月「勤番武士の江戸滞在記 ― 国枝外右馬江戸詰中日記」(勉誠出版)として書籍化された。あとがきには同会の24名が翻刻担当者として名を連ねている。 今回の成果は、放送大学が通信制でありながら全国57のキャンパスを拠点に、教員と学生、学生同士の交流、サークル活動
2021/07/29 リンク