京都地裁は、Winny開発者の金子勇氏に対し、著作権法違反ほう助罪で罰金150万円の有罪判決を言い渡したとのこと (読売新聞)。 弁護側はWinny開発は技術的見地から行ったものとして無罪を主張し、検察は著作権侵害を助長する目的として 懲役1年を求刑していた。さて、P2Pソフトウェアの開発者が懲役を免れたとは言え、罰金刑で有罪となったわけだが、 この影響はどんなものがあるだろうか?
京都地裁は、Winny開発者の金子勇氏に対し、著作権法違反ほう助罪で罰金150万円の有罪判決を言い渡したとのこと (読売新聞)。 弁護側はWinny開発は技術的見地から行ったものとして無罪を主張し、検察は著作権侵害を助長する目的として 懲役1年を求刑していた。さて、P2Pソフトウェアの開発者が懲役を免れたとは言え、罰金刑で有罪となったわけだが、 この影響はどんなものがあるだろうか?
去りにし日々、今ひとたびの幻 コメント、TBは承認制ですがご自由に 2005/5/5~ http://t2news.exblog.jp/ から引越し 2008/3~改題 結局ですね、専門家や社説が法理論や社会常識をもってwinny有罪の正当性を解説しても、ではwinnyは摘発されてもYouTubeやgoogleが摘発されない多重基準や恣意性を誰もが納得できるよう論理的かつ説得力を持って明快に、「だからwinnyは有罪なんだ」と解きほぐした例というのは見当たらない。 YouTubeなんて、梅田さんが「確信犯」(故意犯)というほどで、<My Life Between Silicon Valley and Japan - 「確信犯」的な態度を貫く「ユーチューブ」の加速感>日本関係者も著作権被害を多数被っている(ことになっている)のにですね。 別に、本社がアメリカだからといって、実行行為が
「FLMASK事件」を思い出しました。事件があったのは1997年なので、もう10年前。若い人は知らないだろうなぁ…と妙な感慨を持ってしまいました(俺もまだ若いのだ)。 FLMASKというシェアウェア画像処理ソフトのDLページから、FLMASKでモザイク処理された猥褻画像ページへリンクを張ったことが、猥褻図画公然陳列の幇助に問われた事件で、当時は「リンクが犯罪になる」「官庁のページからも10クリックすれば猥褻ページに行けるぞ」などと、掲示板やniftyのフォーラムで大騒ぎになっていました。 FLMASK事件でも、(当たり前ですが)幇助の認定の是非が争われていました。 winny事件について、もうテキストが溢れかえって自分なぞ出る幕もないのですが、id:mindさんがこちらで<「幇助の故意」は幇助犯の成立を限定する道具概念としての機能を失った?>と指摘されているのに乗っかって。 結局、幇助の
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2006121301000192 懲役1年という求刑に対し、懲役刑を選択せず罰金刑にした裁判所の判断理由は何なのでしょうか?有罪は認定するものの、検察庁が考えているほどは悪質とは言えない、という判断によるものかもしれません。 判決文を早く見てみたいですね。 追記: 「ウィニー」裁判、判決要旨 http://www.asahi.com/national/update/1213/OSK200612130057.html 私自身、有罪判決になる可能性のほうが高いであろうと予想しており、その際の根拠として、公判で検察官がしきりに強調していた「著作権侵害の蔓延」を被告人が積極的に意図していたことを強調し(警察官調書に沿って認定しつつ)、そのような積極的な意図まではない事案とは
2006年12月13日14:30 カテゴリTaxpayerBlogosphere 極めて不当かつ想定の範囲内の判決 私の感想は、タイトルどおり。 裁判官が日本を滅ぼす 門田 隆将 ITmedia News:Winny開発者に有罪判決P2Pファイル交換ソフト「Winny」を開発し、著作権法違反(公衆送信権の侵害)ほう助の罪に問われていた金子勇被告の判決公判が12月13日、京都地裁であった。氷室真裁判長は罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。なぜ想定の範囲内かは、「裁判所が国を滅ぼす」を読めばわかります。書評済みですが改めて紹介させていただきます。一つ改めてはっきりしたことは、日本は殺人者に優しく、開拓者に厳しい国だということ。 いや、法律に優しく「コモンセンス」に厳しい国、でしょうか。 さてと。これで京都府警は判決を勝ち取りました。次はどこでしょうか?まずGoogleあたり
京都地方裁判所は12月13日,ファイル交換ソフト「Winny」を開発し公開したことが著作権法違反ほう助に当たるとして起訴されていた金子勇被告に対し,有罪判決を言い渡した。150万円の罰金判決となった。 なぜ想定の範囲内かは、「裁判所が国を滅ぼす」を読めばわかります。書評済みですが改めて紹介させていただきます。一つ改めてはっきりしたことは、日本は殺人者に優しく、開拓者に厳しい国だということ。 いや、法律に優しく「コモンセンス」に厳しい国、でしょうか。 さてと。これで京都府警は判決を勝ち取りました。次はどこでしょうか?まずGoogleあたりはいかがでしょうか。Google Cacheが著作権法違反でないとは言わせませんよ。少なくともgooglebotから、「あなたのWebページを複製してもよろしいでしょうか?」と聞かれた試しはありません。「無断リンク禁止」を呼びかける方は、是非京都府警に被害届
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