史上最大のダークウェブ市場を運営していたとして1月14日に告発されたカンボジア企業Huione Group(フイワン・グループ)のアプリが、アップルとグーグルのアプリストアで過去数カ月間に渡って配信されていたことが明らかになった。 暗号資産関連の犯罪を追跡するElliptic(エリプティック)とChainalysis(チェイナリシス)によると、フイワン・グループは、テレグラム上で詐欺師向けのマネーロンダリングサービスなどを提供するHuione Guarantee(フイワン・ギャランティ)の背後にいるとされている組織だ。エリプティックは14日、同プラットフォームの取引高が240億ドル(約3兆7500億円)に達し、史上最大の不正オンライン市場になったと指摘した。この額は、麻薬の取引で知られたSilk Road(シルクロード)やHydra(ヒドラ)のような悪名高い闇市場よりも規模が大きいとされる