仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な本年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…
ここまで「アイヌ」という言葉をずいぶん蕪雑に使ってきた。しかし「アイヌ」とは何か、という問題が閑却に付されてはいけない。 同級生「知里君、北海道ならアイヌを見たかい」 知里真志保「アイヌが見たかったら、このおれがアイヌだよ」 知里「なんで遠い北海道まできたの?」 少年「アイヌが見たかったから」 知里「ナニィッ、アイヌがみたくって!そんならここに立っているこの俺をよくみろ。それで十分だろッ」 この同級生は後に運輸事務次官を経て新東京国際空港公団総裁に就任する。エリートであったこの同級生にとって、第一高等学校の同級生にアイヌがいるとは夢にも思わなかったであろう。また少年にとってはまさか目の前の北海道大学教授がアイヌだとは思いもしなかったことだろう。おそらく彼らの頭の中にはアイヌに関する固定観念が存在していたのであろう。それは彼らだけではなく、今の我々にも存在している。アイヌを「原日本人」ととら
自分で耳をふさぎながら「沈黙してる」と騒ぐ人 - 法華狼の日記 左翼でなく「世間の目」のつもりでチベットコピペを考える - 法華狼の日記 排外主義者、あるいは日曜サヨク - モジモジ君のブログ。みたいな。 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その3 - モジモジ君のブログ。みたいな。 排外主義者、あるいは日曜サヨク、その4 - モジモジ君のブログ。みたいな。 http://deadletter.hmc5.com/blog/archives/000159.html 一応「左派」の一人としてこの辺の件に関していろいろ考えてたんだけど、倫理とか正当性の話は別にして、今回のチベット問題に関する「左派の失策」は明らかじゃないかと思うんだよね。 文句を言いたくなる気持ちは分かるし、もちろん「彼等」の手法は批判されて然るべきだと思う
2007年の新聞広告費は全米で9.4%減。1950年に新聞広告費統計を取り始めて以来、最大の減少だそうです。 ・・・というニュースを読む前に書いたアメリカの新聞の凋落に関するコラム。日経産業向けだったんですが、「あまりにも救いがない内容なので、もうちょっと緩和した書き方にして欲しい」と言われたので、では・・ということでボツにしていただきました。書き直すのって好きじゃないんですよねぇ。面倒ですし。以下本文でございます。 *** アメリカの新聞の凋落が激しい。ニューヨークタイムズ等、メジャー14社の企業価値は、2004年からの3年間で合計230億ドル、42%が失われた。世の平均株価が2割近く上昇する中での下落である。 シリコンバレーの中核紙、サンノゼマーキュリーでは、2000年からの3年間で求人広告収入が1億2千万ドルから1800万ドルに激減した。2000年から2007年にかけて、相次ぐレイオ
前々回のエントリーの続き。Bear Stearns救済措置までの6日間の動きの速さにびっくり、という話でしたが、今回は、救済措置が発表された後の「心臓に毛が生えている話」です。 まず背景ですが、Bear Stearnsの株は、2007年1月には170ドル超だったのが、「やばそう」という昨今のニュースで政府介入直前の3月14日金曜の終値は30ドルにまで下がったのでした。そして日曜に発表されたJP MorganによるBearの買収価格は一株当たり2ドル!1日ちょっとで企業価値が9割以上消滅。(ちなみに、3月12日の水曜でもまだ60ドルあったので、それに比べたら97%減。) 私が驚いたのはその後でございます。 神の見えざる手に大幅に依存するアメリカ政府が、前代未聞の介入をしてやっとのことで救われたBear Stearns(・・・っていうか、救われたのはBear Stearnsにお金を貸していた人
1 名前: ニューリッチガール(たこやき) 投稿日:2008/03/31(月) 15:09:28.25 ID:7gWDbaJU0 ?PLT 一部既報ですが、デンマーク、コペンハーゲンの公営プールで、女性がトップレス姿で遊泳することが認可されました。これは、コペンハーゲンの「Culture and Leisure Committee―直訳すれば、レジャー委員会」での採決により圧倒的多数で決まったもので、男女同権のなかでも、女性にだって上半身を晒す権利があると気炎をあげる活動団体、 「Topless Front」のキャンペーンが功を奏したもの、とサン紙は伝えています。 「Topless Front」でこのキャンペーンリーダーに携わっているアスリッド・ヴァンさん(20歳)はこう言います。「女性の胸を性的なものと決めつけたのは、女性じゃないわ。だっておかしくない?男性は胸を隠さないでもプールか
先月、情報大航海プロジェクト(通称「日の丸検索エンジン」)のシンポジウムが行なわれた。席上、プロジェクト側が技術的な成果を説明したのに対して、会場からは「こういう産業政策はもう古いのではないか」とか「ビジネスモデルが見えない」といった疑問が相次ぎ、演壇の某教授(学界の長老)が「若者を育てようとしているのに、それをdiscourageするような話ばかりするな」とキレたそうだ。ここに問題が象徴されている。その長老教授は、主観的には善意で新しいプロジェクトを育てているつもりなのだ。 このプロジェクトの名前に「大航海」とついているのも皮肉である。以前の記事でも書いたように、株式会社という制度は、この大航海時代に生まれたものだ。それは、出航した船の半分以上は帰ってこない、非常にリスクの高いプロジェクトの資金を調達するため、リスクを株式という形で小口にわけ、無事に帰ってきたらもうけは株主が山分けでき
No.2です キューバの医療や教育が優れているのは事実です キューバ政府発表の2002年の数字ですが、平均寿命は77.1才 乳児死亡率6.7/1000は先進国並の数字です。(同じ年の日本はもっと良くて、平均寿命は81.9才 乳児死亡率4/1000です) 国民一人あたりのベッド数、医師の数、看護婦の数は日本より多く手厚いし、地方にも巡回しています。 しかも、キューバ政府の負担でや、ラテンアメリカ、アフリカ、アジアの貧しい地域へ診察にも行きます。 また、医師を志す学生を海外から受け入れ、奨学金を与え学ばてもいます。 キューバの医療制度・医師養成制度は外国への貢献も賞賛すべきモノです。 (NO.2で回答したように、外国人や国内の共産主義者の幹部と、一般国民の医療とは同一でないと言われていますが、この国では外国人やマスコミが実態を知ることは出来ません) ご指摘の、少人数で手厚い学校教育も私たちが目
2006年11月 KPMGインターナショナルによる世界86カ国を対象とした「各国法人税率調査」から、法人税の税率引き下げはその国の経済競争力に大きく寄与し、法人税率の低い国の経済成長率は平均的な経済成長率よりも高いことが明らかになりました。但し、その効果は短期的な傾向にあり、長期的に対内投資を呼び込むためには、法律や経済のインフラ整備や目的を定めたインセンティブによる裏打ちが欠かせません。 1993年より過去14年にわたってKPMGインターナショナルが実施してきた「各国法人税率調査」から、次のような世界動向の分析結果が出ています。 調査結果の中では、本調査期間中に経済成長を遂げたアイルランド、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク等の国々の成功とその法人税制との関係が指摘されています。 なかでも、アイルランドは過去約15年間にわたり、常に新たな投資先として投資家を引きつけるべ
世界の経済格差 格差は増えたか減ったか? Mar 11th 2004 From The Economist print edition 世界の経済格差は悪化しているのか改善しているのか? 資本主義批判者は、世界中の貧富の格差はどんどん拡大していると思いこんでいる。かれらにとって、この主張はほとんど信仰告白に等しい。経済格差の拡大は、「システム」の道徳的破産の確固たる証拠である、というわけだ。経済格差が広がっていてもそれが資本主義をこうして批判する理由になるか、というのはそれ自体考えてみるべき問題ではある。そしてそれを疑問視すべき理由もある。だが、もっと狭い事実を巡る問題の答を知るのも興味深いことだ。資本主義が世界の経済格差を悪化させるというお馴染みの主張は、本当にホントなんだろうか? 残念ながら、一見すると素直なこの質問は、思ったよりも答えるのが難しい。困難の元は大きく三つある。第一の
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