米ワシントン州のシアトル市議会では22日、食べ残した食品など堆肥化可能な素材を多く含むごみを出した個人や団体に罰金を科す条例を可決したそうだ(The Seattle Timesの記事、 ロイターの記事、 本家/.)。 現在、シアトル市でごみ収集などのサービスを担当するSeattle Public Utilities(SPU)の規則では家庭でのコンポスト容器の使用を推奨しているが、使用を義務付けてはおらず、企業に間しては規則自体がないという。新しい規則ではごみ収集担当者がごみの内容を一通り確認し、10パーセント以上の堆肥化可能なごみが含まれている場合はコンピューターに登録。一戸建て住宅の場合は、次回のゴミ収集費に1ドルの罰金が加算される。集合住宅や企業の場合は2回目まで警告のみとなり、3回目には50ドルの罰金が科されることになる。ごみの内容確認は1月1日から開始されるが、当面は規則違反の通知