ナイキ(NIKE)社の現役従業員および元従業員によって構成された匿名の集団がインスタグラムに“Black at Nike”というアカウントを開設し、同社で起きている差別行為を公表したが、開設からわずか数日で削除された。 同アカウントは、BIPOC(black, indigenous and people of colorの略で、黒人、先住民および有色人種の総称)の人々がナイキ社で差別された体験を投稿するよう呼び掛け、開設から一晩で8600のフォロワーを獲得していた。 白人女性で現役のバイス・プレジデントが数年前の社内会議でプロテニス選手のセレーナ・ウィリアムズ(Serena Williams)を「一部の女性から見たら恐怖の対象」だと形容したというエピソードでは、「(一部の女性から見るとセレーナは)美しいと思えないからあこがれの対象にならない。だから(2016年に開催された)リオデジャネイロ