2月24日WUGファイナルツアー千秋楽日、仙台昼夜公演に参加した。昼公演のアンコールMCでは、メンバーから残り1回という現実に心定まらぬ思いが吐露されていた。だから夜公演ではどんな悲しみの感情が溢れ出ることになるのだろうと、ハラハラする思いで迎えたのだが、しかし、最後だからこそ全身全霊をぶつけたWUGちゃんたちのパフォーマンスと、それに応えるワグナーの声援によって、これ以上ないほど熱く楽しく清々しいツアーラストになった。これで恐れることなく3月8日SSAでのファイナルステージ「想い出のパレード」へ向かえると、仙台サンプラザホールを後にしながら、そう強く思った。 そしてこのまま振り返らずに、まっすぐSSAへ向かうのもよいだろう。いや、きっとそのほうがいい。分かっている。 だがSSAを迎える前に、ツアーを通じて見たものを言語化しておく必要も私の中にある。それはツアー全体の空気を全身に浴びてきた