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国際水泳連盟(FINA)が、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手の出場に関する新指針を承認した/Martin Bureau/AFP/Getty Images (CNN) 国際水泳連盟(FINA)は19日に開いた総会で、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーの選手の出場に関する新指針を承認した。男性から女性に性転換した選手が、女子競技に出場することを制限する。 総会で行われた採決では、加盟国の71.5%が新指針に賛成した。 新指針は今月20日から施行予定。男性から女性に性転換した選手がFINAの女子競技に出場できるのは、12歳になる前、または思春期の成熟度を5段階で示した「タナー段階」の第2期に到達する前に性転換した場合に限るとしている。 過去に女性から男性に性転換する性適合ホルモン治療の過程でテストステロンを使用したことのある選手については、テストステロンの
5月1日にイビチャ・オシムが亡くなってから14日が過ぎた。その間、アシマ夫人とは都合3度電話で話をした。最初は亡くなった翌日の2日、次が4日、3度目が10日である。 翌日の電話では、夫人はフランス語で話すことができなかった。気持ちがいっぱいでその余裕がない。私が指摘すると、承知のうえでドイツ語で話しているといい、会話が通じるようになったのはそれからしばらくたった後だった。 ただ、2日もまた4日の電話も、短い会話で終わった。家に人の出入りが頻繁で、夫人もさまざまな対応に追われて話をする余裕がない。特に4日は、シュトゥルム・グラーツ主催による追悼セレモニーがメルクール・アレーナ(シュトゥルムのホームスタジアム)でおこなわれる直前であり、ほとんど話ができなかった。それでも彼女は、最後にこう言って電話を切った。 「皆さんによろしくお伝えください。日本からは心に響くメッセージをたくさんの方からいただ
2021年5月、SKシュトゥルム・グラーツ対レッドブル・ザルツブルクの試合会場を訪れたオシム。体調は良かったり悪かったりだが、眼光の鋭さは健在だ イビチャ・オシムに電話をしたのは日本がシドニーでオーストラリアを破り、1998年以来7回連続のワールドカップ本大会出場を決めた数時間後だった。試合がオーストリアでも生中継されるのを筆者が知ったのは、当日(ヨーロッパ時間で3月24日午前)になってからだった。そのためオシムに伝えることができず、彼は日本が会心の戦いでオーストラリアを下した試合を見てはいない。それでもオシムは日本の突破を心から喜び、同時にロシアの侵攻が止まないウクライナの状況を憂えるのだった。 ■■■ ――元気ですか? 「ああ、元気だが君はどうだ?」 ――私もまあまあです。 「あなた方は勝ち点3を得たのだな」 ――ええ、とても満足しています。 「予選を突破できたのだから。ジャーナリスト
熊本・八代市の私立、秀岳館高は、サッカー部30代の男性コーチが3年生部員に暴力を加えたとされる問題で、段原一詞監督(49)が、暴力を受けている動画を拡散させたとされる部員2人に不適切発言を行ったことを26日、認めた。 【経緯】秀岳館暴行問題 コーチ暴行動画→学校関係者不在の謝罪動画→監督叱責音声→学校謝罪>>段原監督の音声は25日にツイッター上に投稿されたもので、暴力動画を拡散させたとされる部員2人に対して何度も「加害者」として発言。「完全な被害者はたぶん俺だけ。俺が仲間の弁護士たちに、俺が『被害を受けた』って言うて訴えたらどうするか」などの強い口調がうかがえる。 学校側は、この日早朝、監督に事実確認を行ったといい、関係者は「監督であると思っております」と、本人の音声であることを認めた。その上で「SNSの使い方を生徒に話したということだったが、その中で不適切な言葉使いがあったということです
(CNN) 男子テニス世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)は英BBCのインタビューに答え、4大大会(グランドスラム)の全仏オープンとウィンブルドンについて、新型コロナワクチンの接種に対する自らの立場を理由に欠場することも厭(いと)わない考えを明らかにした。 今年の全豪オープン前、ジョコビッチ選手のグランドスラムの優勝回数は、ラファエル・ナダル、ロジャー・フェデラー両選手と並ぶ20回だった。ジョコビッチ選手が大会前に国外退去処分となる一方、ナダル選手は優勝を果たし、歴代最多21回目のグランドスラム制覇を成し遂げた。 ジョコビッチ選手はBBCとのインタビューで、これまでどの新型コロナワクチンも接種したことはないと説明。「ワクチン接種に反対したことは一度もなかった。世界中のあらゆる人が大変な努力をしてこのウイルスの対策に取り組んでいることは理解している。早く終息するのを願って
テニスのノヴァク・ジョコヴィッチ氏(34、セルビア)が、BBCの単独インタビューに応じた。同選手は新型コロナウイルスのワクチンを接種しておらず、先月には全豪オープンが開かれたオーストラリアから国外退去になった。選手は、自分は反ワクチン派ではないが、ワクチン接種を強制されるなら今後も他の大会にも出場しないと述べた。
30歳代女性、医療系の仕事をしています。テニスは中学時代の部活動からはじめて、女子大に通い15年以上になります。 学生時代は定期的に練習していましたが、社会人になってからはも時々社会人サークルに顔を出す程度なので、レベル的には中級くらいです。...
今、女子サッカー界から「性の多様性」を発信する動きが加速しています。 東京オリンピック・パラリンピックでは性的マイノリティーであることを公表した選手は過去最多の220人あまり、サッカー女子で40人を超えました。 私がサッカーをやっていた16年間に出会った仲間にもLGBTQなどの人が大勢います。 “ありのままの自分”を表現しやすい土壌がある女子サッカー。 それぞれのカタチで発信し始めた選手を取材しました。 (仙台放送局放送部 ディレクター 内藤孝穂) “性の多様性”を重視する女子サッカー界 開幕を宣言する岡島喜久子チェア 2021年9月撮影 昨年9月、日本初の女子プロサッカーリーグ、通称「WEリーグ」が開幕しました。 その理念の1つとして打ち出したのが、LGBTQなど性についてのさまざまな考え方を認める「性の多様性」です。 リーグトップの岡島喜久子チェアは開幕の挨拶で「日本のジェンダー平等を
全豪オープンでは選手もワクチン接種が入国の条件になる。 昨年の11月に主催者のオーストラリア・テニス協会がこのことを正式に発表してから、必ず一悶着あることは想像ができた。王者ノバク・ジョコビッチがワクチン接種の義務化に誰よりも大声で異を唱えていたことを、テニス界で知らない人はいなかった。しかし決定に関しては意外にもさほど騒ぎ立てないジョコビッチに対して、さまざまな憶測が飛び交っていたものだ。ひょっとすると実はもう打ったのか、素直にこれから打つつもりなのか、それとも全豪オープンはあきらめるのか、免除される医学的理由があるのか、抜け道があることを知っているのか――。 ほとんど何も確証のない状態は年が明けても続いたが、そこへ突然ジョコビッチ本人がSNSで「ワクチン免除の許可が出たのでこれからオーストラリアに向かう」というメッセージを投稿した。空港で撮られた笑顔の写真とともに。世間はざわつき、「特
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