無料通話ができるメッセージアプリのLINEは、MVNO事業(仮想移動体通信事業者)で激戦の格安スマホ市場に参入する。新たに基本料金月額500円(税別)からの「格安」の「LINEモバイル」の提供を開始する。最安のプランはほぼLINEにのみ機能を絞る強気の販売戦略だ。 LINEは2016年9月5日14時から、Webサイトで2万契約限定の先行販売を開始。SIMカードが手元に届けば、手持ちの携帯端末で利用できる。本格販売は10月1日からの予定で、当面はインターネットでの販売だが、「ユーザーの声を聴きながら、状況にあわせて販売店にも進出していきたい」(LINEモバイルの嘉戸彩乃社長)という。 「日本ではまだ半分の人が利用していない」 LINEは全世界で2億2000万人、日本でも6200万人が利用している。今回は日本での販売となる。 LINEモバイルは、NTTドコモの通信回線を利用する。LINE、Fa