僕は、道議会第2回定例会(6月16日~7月3日)において、「アイヌ政策」についての質問をしました。この僕の質問は、新聞各社やテレビ各社で連日報道されました。 しかし、報道からだけでは「何故、僕がこの質問をしたのか」という本質が見えて来ません。日頃応援を頂いている方々には、この点をしっかりと説明をしたいと思い、コラムを書くことにします。 まず、はっきりさせておきたいことは「僕は『アイヌ政策』を否定はしていない」ということです。報道だけでは、「アイヌ政策はでたらめで問題だらけだ。こんなものはやめてしまえ。」と僕が主張しているように感じたかもしれません。しかし、実は全く違うのです。今の段階においては、「個人に対しての必要最低限の支援は、国や道が行わなければならない」と、僕は考えているのです。 しかし、これは永遠に行うべきではなく、アイヌの方々にしっかりと自立をしてもらい、将来的にアイヌの方々に対