KDDIと沖縄セルラーは10月17日、auケータイ向けのARアプリ「セカイカメラZOOM」と「セカイファインダー」のサービスを11月30日に終了すると発表した。 KDDI広報担当者はサービス終了の理由を「利用者が急増しているスマートフォンに開発リソースを集中するため」と説明している。サービス終了にともない、同アプリの新規ダウンロードは10月20日をもって終了する。 セカイカメラZOOMは、auケータイをかざした方向に存在するエアタグを、カメラに映る景色の上に表示するBREW向けのAR(拡張現実)アプリ。2010年7月1日に提供を開始した。セカイファインダーは、ブラウザ型のゲームと連携するARアプリ。カメラに映ったポスターや看板を認識することで、ゲームで利用可能なアイテムなどを提供する。2011年7月6日から提供していた。
KDDIは10月17日、auケータイ向けのARアプリ「セカイカメラZOOM」と「セカイファインダー」の提供を11月30日で終了すると発表した。アプリの新規ダウンロードも10月20日で停止となる。 頓智ドットが開発しau向けに提供しているセカイカメラZOOMは、位置/方向の情報に基づいてエアタグを表示するモバイルARアプリ。セカイファインダーは、カメラに映った実世界の看板やポスターといった長方形の画像を認識し、対応コンテンツを提供するアプリ。なお、スマートフォン向けのセカイカメラには引き続き利用できる。 関連記事 KDDI、仏AR技術大手のTotal Immersionと提携 KDDIが仏AR技術大手のTotal Immersionと提携。同社の画像認識エンジン「D'fusion」を活用した高性能なARコンテンツ提供を目指す。 「セカイファインダー」のコンテンツを「神つく」ゲーム内アイテムと
2月28日に開催された「au コンテンツフォーラム 2011」(関連記事)。その会場でひときわ異彩を放つデモが行なわれていた。スマートフォンのカメラで自分の手を写すと手の上に3Dキャラクタが登場し、音楽に合わせて踊るのである。 開発したのはKDDI研究所。ARで必須と思われていたマーカーがない上に、「手」という機械には非常に処理しにくい物体を非力なスマートフォン端末で認識させて、さらに3Dのキャラクターがランダムに動くさまは、今までのARを知っている人間からすれば驚きの一言。物珍しさからブースに人だかりができていたのも頷ける。 一体どんなブレイクスルーがあったのか。もしかしてARの転換期に来ているのではないか。そんな興味を覚えKDDI研究所に取材を申込んだ。対応していただいたのは工学博士の加藤晴久さん――手のひらARの生みの親である。 この手のひらARの登場によりどのような世界が開けるのか
頓智ドットは12月20日、Win・Winが開発したAR(Augmented Reality : 拡張現実)ゲームアプリ「セカイカフェ AR」をリリースしたことを発表した。iPhone向けアプリとして提供されており、無料でダウンロードできる。 セカイカフェ AR。左がARビュー、右がMAPビュー セカイカフェ ARは、拡張現実を活用したソーシャルゲーム。プレイヤーがカフェのオーナーとなり、実際の位置情報に基づいたAR空間に自分の屋台を出店。他プレイヤーと協力/競争をしながら経営拡大し、売り上げNO1を目指すという内容になっている。 ゲーム中にカメラをかざすことで、自分や他のプレイヤーの屋台が現実の風景の上に登場する点が大きな特徴。基本的に、カメラを通した現実の風景の上で各種の操作を進めることになるが、電車の中など、カメラをかざすのが難しい場所では、MAPビューに切り替えて遊ぶこともできる。
ドコモの富士通製端末「F-03C」は、厚さ12.9ミリのスリムな防水モデル。質感や色にこだわるとともに、情報に素早くアクセスするための機能を盛り込んだ。 大きな特徴は、背面に搭載した2インチの大型カラーディスプレイとタッチセンサー。タッチセンサーには決定キーや上下キーなどの機能が割り当てられ、端末を閉じたまま新着メールやスケジュール、着信履歴を確認できる。タッチセンサーには、操作可能な場所を光って知らせる「ナビイルミ」が搭載され、迷うことなく各種操作を行える。 1220万画素のカメラは、フルハイビジョンムービー(1080p)の撮影や高解像度な静止画の高速7連写に対応。撮影した写真の中からベストショットを選べる「ベストショットセレクト」や、ぼかしを強調した写真を撮れる「ぼかし強調モード」など、撮影を楽しむための機能も用意した。 コアターゲットにビジネスパーソンを想定していることから、仕事に役
NTTドコモの富士通製STYLEシリーズ端末「F-02C」は、端末背面のパーツ「フィーリングピース」を付け替えて、ボディデザインを変更できるスリムな折りたたみ型端末だ。充実したカメラ機能や、ブランドコラボの特別モデルを用意したことも特徴。防水対応で水回りでも安心して利用できる。 端末に付属するフィーリングピースは2枚。パーツを交換することで、イルミネーションの見た目も変化する。厚さ13.2ミリの薄型ボディには、有効約1220万画素のカメラを搭載した。カメラの起動は0.5秒と素早く、12.2Mサイズでの7連写に対応し、撮影間隔を1秒に高速化する「クイック撮影モード」も備えた。笑顔度やまばたきの有無を判断してベストショットを探し出す「ベストショットセレクト」機能や、一眼レフカメラ風のボケ味が楽しめる「ぼかし強調モード」も使える。 多くのケータイがハイビジョン画質(720p)の動画撮影対応をうた
電通は、携帯電話かiPhoneを使ったAR(拡張現実)技術でCG映像を再生できる新聞広告を、10月18日付けの読売新聞朝刊に掲載した。3キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル)の端末でARを体験できる新聞広告は国内初という。 ARアプリをダウンロードした端末で紙面にプリントされたマーカーを撮影すると、端末のカメラ映像に動き回る動物のCGを重ねて表示する。COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)開催を記念した特集に掲載。ARを試せる期間は1カ月間。 対応機種は、iPhoneと、08年3月以降に発売されたNTTドコモ・auの端末。ARアプリは、iPhoneでは「どこでもAR」を、ドコモとau端末では「AR3DPlayer」を使う。 電通テック、AR3DPlayerを開発したデザイン百貨店、どこでもARを開発したコンセプトの3社と共同で展開する。今後対応機種を増やし、さまざまな
電通は、電通テック、デザイン百貨店、コンセプトと共同で、3キャリアの携帯電話に対応したAR(Augmented Reality:拡張現実)広告を10月18日付けの読売新聞朝刊に掲出した。 広告が掲載されたのは、COP10開催記念の「生物多様性特集」。専用アプリケーションをダウンロードした携帯電話で、紙面に印刷された特定のマーカーを撮影すると、CG映像で動物たちが動き回るARを楽しめる。専用アプリケーションは、ドコモとau向けにはデザイン百貨店が開発した「AR3DPlayer」、iPhone向けにはコンセプトが開発した「どこでもAR」を使用した。 これまでAR広告と言えば、カメラ付きのパソコンやスマートフォン向けのものが主流だったが、今回の広告では携帯電話とスマートフォンで同じマーカーを利用できるようにした。今後は各キャリアの対応機種を拡大し、さまざまな紙面で展開するとしている。
電通は10月18日、AR(Augmented Reality:拡張現実)を活用した技術開発およびソリューション体制の強化を目的として、AR分野の技術開発力を持つコンセプトと業務提携したと発表した。 両社は今回の提携により、電通が9月に発表したiPhone用画像認識アプリ「Scan it」を活用したARプラットフォームサービスを共同で開発するとともに、Android端末などのスマートフォンや今後登場する他の携帯端末を想定したマルチデバイス向けの対応を進めるとしている。 また、コンセプトが開発したAR技術「Qoncept AR Engine」をScan itに搭載し、両社のノウハウを活用したソリューションサービスを提供するという。Scan itは商品パッケージや新聞、雑誌、電車の中吊り広告などの平面画像を認識して、動画、写真、音楽などのコンテンツを自動再生するアプリケーション。従来の画像認識ア
PCの中で起きた変化が、現実空間にも反映される未来 ARは、現実世界にITを駆使して情報を重ね合わせる技術のこと。携帯電話のカメラをかざすと、街中にバーチャルなキャラクターが浮かび上がったり、駅や店のある場所にバーチャル看板が重ね合わされる――モバイルの世界ではそんなARサービスが近年登場している。ドコモもこうしたARサービスに注目し、スマートフォン向けARサービス「直感検索・ナビ」や、ケータイ向けARサービスを研究している。 一方、ARの引き合いに出される技術にVR(バーチャルリアリティー:仮想現実)がある。今回ドコモが提案するのは、コンピューターグラフィックスで作り出した現実そっくりのVR空間と、現実空間に重ね合わせるAR空間のコンテンツを同期させるというものだ。 体験コーナーにあるPCには、CEATECのドコモブースを精巧に模したVR空間が映し出されており、ところどころにキャラクター
NTTドコモは,非常に軽量のAR(拡張現実感)向けHMD(head-mounted display)「AR Walker」を,2010年10月5~9日に開催されている「CEATEC JAPAN 2010」で参考出展し,そのデモも披露した。オリンパスとの共同開発品だという。 このAR向けHMDは,度なしの眼鏡の右側のテンプル(フレームの耳にかける部分)に,微小ディスプレイと導光路など光学系を実装したもの。このHMDをかけると,右目の下半分の視野にディスプレイの映像が見えるようになっている。 オリンパスは2008年にこうしたHMDを発表しているが,当時は91gと,一般の眼鏡の10~20gと比べてかなり重かった。今回は大幅に軽量化を図り,一般の眼鏡とほとんど変わらない重さを実現した。 今回の展示では,NTTドコモの携帯電話機「HT-01A」を基にした端末と有線で接続して,京都の街中を道案内するA
「CEATEC JAPAN 2010」では、7月に登場したNTTドコモの先端技術「Mobile AR技術」に関する新しい応用事例も参考出展として紹介される予定だ。AR(Augmented Reality:拡張現実感)とは、現実空間の中に仮想空間を重ね合わせることができる技術。Mobile ARでは、これを発展させ、携帯電話のカメラを通じて、拡張されたさまざまな現実を見えるようにしている。 では、今回の「Mobile AR技術 Ver.2」は、以前の技術とどのような点で異なるのだろうか? 「前回は、携帯電話単体の機能としてARを適用していました。しかし今回は、ネットワーク連携によって、自宅などの幅広い環境においてもARを応用できるように改善したことが大きなポイントになります」とNTTドコモの太田学氏(移動機開発部 要素技術開発担当)は語る。 具体的な展示としては2つのデモが用意される予定だ。
10月5日から幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」。NTTドコモのブースでは、モバイル端末に関する同社の最先端技術を見ることができる。ここではSFの世界で登場しそうな、AR技術をご紹介する。 同社が目玉の1つとして参考出展する「AR Walker」は、最近注目を集めているAR(Augmented Reality:拡張現実感)を応用したものだ。同社では、先ごろ発表した「Mobile AR」と同様に、実空間上に仮想情報を表示させるARの象徴的な技術の1つとして、このAR Walkerを位置づけている。 今回出展するAR Walkerは、外部機器としてヘッドマウントディスプレイ(HMD)を組み合わせることで、従来の携帯電話だけでは実現できなかった利用シーンを開拓するものだ。これまで携帯電話で使われていたアプリケーションなどの画面が、HMDを通じて目の前に表示されるようにな
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