「ものを怖がらなさ過ぎたり、怖がり過ぎたりするのはやさしいが、正当に怖がることはなかなか難しい」。明治時代の偉大な物理学者、寺田寅彦が残したこの言葉の意味を、食品偽装や残留農薬など食の問題に右往左往する我々日本人は、じっくりと噛みしめるべき時に来ているのではないか。 今、日本で最も多い食品関係の事故は微生物汚染による食中毒だ。それなのに、細菌数が高いとされるレバ刺しや鶏刺しなどを、抵抗力の低い高齢者に安易に提供する飲食店は少なからずあるし、お客も何の疑問も抱かずに食べている。その一方で、残留農薬や食品添加物に対する怖がりようはすごい。栽培時に使った農薬や食品製造に使った添加物が原因で健康被害が生じた例はただの一度もないのにだ。 このように、実態以上の恐怖におびえているのは、農薬や添加物のような化学物質の場合、それが毒物になるかならないかはその量によって決まることが理解できていないから、
自閉症スペクトラム指数(Autism-Spectrum Quotient: AQ)自己診断 原論文の著者である、若林先生から、著作権違反であるとの御指摘を頂きましたので、テストプログラムの運用を停止します。 若林先生、申し訳ありませんでした。 また、これまで御利用頂きありがとうございました。
表題について書こうと思ったのだけど既に議論されていた。 なにが歴史修正主義の問題なのかが未だに知られてない件 (思いて学ばざれば) 「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 (Close to the Wall) 続・「なにが歴史修正主義の問題なのか」についての私見 (Close to the Wall) これらにほとんど付け加える事はないのだけど、自戒の意味も込めて自分の言葉で簡単にまとめておこうと思う。 「議論の捏造」による「足止め効果」 ホロコースト否定論でもそうだし、南京事件否定論でもそうですが、過去に論破された主張をそのまま、あるいは微妙に変形して繰り返す、ということがよくあります。というか、この手の「議論」に遭遇したら8割か9割くらいの確率でそういうループ化した「議論」の一部だと考えて間違いないです、経験上。 こういうのは議論とは言いません。これが議論だというなら全ての
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 定説に抗いたい、あるいは定説が「真実」として動かない状態からは利権を引っ張れない人たちが、 定説を「運用」可能なものへと変換することで、状況を大きく動かす。 まだまだ不完全だけれど、一般化して応用できそうな喧嘩のやりかた。 飴では変わらない 救急に補助金出せだとか、現場をもっと保護すべきとか、 「何でもいいから飴よこせ」なんて自分が叫んでたのは、たぶん1 年ぐらい前まで。 何がきっかけなのか分からないけれど、 なんとなく「それではたぶんダメなんだ」と思うようになったのは、まだ最近のこと。 原体験は今から10年ぐらい前。 救急の現場には人があふれてて、産婦人科にローテートする研修医は、 「お前ら楽できてうらやましいな」なんて言われてた。自分達は
―「超能力の科学」の歴史と現状― 明治大学情報コミュニケーション学部教授 メタ超心理学研究室 石川 幹人 まず、超心理学・超能力にかんする7つの誤解を解いたうえで、以下へ読み進んでください。 本講座は筆者が,2002年度のライン研究センター(RRC)夏期研修プログラム(SSP)で受講した内容をもとに,「メタ超心理学」の観点から記述を追加し,大幅に再構成したものです。SSPは第一線の超心理学者を養成することを目標に編成されたカリキュラムであり,大学院レベルの内容を多く含んでいます。従って,それを基盤に作成した本講座も,少なくとも部分的には,かなり高度な内容になっています。初学者の方は他の超心理学の概論書を1冊,ひと通り読まれたあとで,本講座を閲覧されることをおすすめします。 比較的安価で優れた概論書(ただし現在品切中)―笠原敏雄著『超心理学読本』(講談社プラスアルファ文庫) 上よりやや難しい
米医療情報学会(AMA)が、ビデオゲーム中毒を精神障害に分類することを提言している。 AMAは最近公表した報告書の中で、ビデオゲームの過度の利用には、ほかの嗜癖障害に似た社会的機能障害・混乱のパターンが見られること、依存症状が未成年にも起こり得ること、対象への没頭、家庭生活や学校生活の崩壊が起きることを指摘している。 このことから、同学会は「インターネット/ビデオゲーム中毒」を「精神障害の診断と統計マニュアル(DSM)IV」の次の改訂版に正式な診断名として含めることを「強く推奨」している。ゲーム中毒は、このマニュアルに掲載されている症状の中では「病的賭博」と最も行動パターンが似ているという。 同学会は、ビデオゲームの過度の利用はどの種類のゲームでも起こり得るが、そうした症状が最もよく見られるのはMMORPGだとしている。これまでの研究では、社会的に取り残された人、孤独感を強く感じている人、
斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 日時: 3月6日(火) 14:00−16:00 場所: ユメンヌホール(大阪大学人間科学部東館 2階 207講義室) 概要: 脳科学ブームの昨今、脳で人間の心や社会が説明できるかのような言説がまかり通っている。 しかし実際には、現時点での脳科学は、人間の心や行動を整合的に説明できる学問たりえてはいない。 精神医学者アンリ・エイは、脳の障害と精神症状との間にギャップがあることをふまえて「器質−臨床的隔たり」と呼んだ。 この指摘はいまこそ有用である。 「階層性−非階層性」をキーワードとして、脳科学による心の解明において、設定されるべき限界について述べる。 聴講してきました。 同講演に参加されていた、谷川茂氏(双風社): 「斎藤環さんのセミナーにいってきました」 以下、音声ファイルや配布されたレジュメなどを元に、大まかな記録をアップします。
心理学をヒントに人間について考えよう。 「心理学総合案内こころの散歩道」当サイト内のコンテンツ例、過去の注目ページ(ココをクリック) うつ病の人との接し方*恋愛心理学*PTSD *心理学の歴史(心とは何か)*インナーチャイルド*恋愛心理学*アメリカ同時多発テロの犯罪心理学*出会い系サイト事件* 通り魔事件の犯罪心理学* 親子関係の心理学*家族の心理*人格障害*子どもの発達心理学*青年心理学(アイデンティティ、モラトリアム)*恋愛心理学(男女関係、恋愛、結婚 の心理学)*うつ病・鬱病*性格*人間関係の悩みと癒し*嫁姑問題*精神鑑定*神経症(ノイローゼ)、精神病*知能、IQ*非行*ストレス*アダルトチルドレン*いじめ自殺*依存症*幸せな子育て*カウンセリング、人生相談、占い*いじめ*ネットの燃える愛情、高まる敵意、出会い系サイト犯罪*心理学用語*うつ病の本*大人のソナタ:人はなぜウソをつくのか
文章:藤田 幸江(All About「ビジネスへのネット活用」旧ガイド) ◆ プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ 米国の社会心理学者によって書かれた書籍に「影響力の武器―なぜ、人は動かされるのか」があります。同書は、初版が1991年9月で2003年に19刷を発行していますから、12年もの長いあいだずっと読みつがれていることがわかります。 セミナーやメルマガ等でも何度か紹介されている書籍ですから、すでに読まれた方もいるかもしれません。同書を読む目的は、帯にも記されているように、「情報の氾濫する現代生活で、だまされない賢い消費者になると共に、プロの手口から人を説得するやり方を学ぶ」ことにあります。 ここでいうプロとは、営業マンや店員、商品の宣伝広告など、説得上手な売り込みのできる承諾誘導の実践家のことです。これらの職業での成功者は、他人から「イエス」を引き出す能力に秀でています。彼らに目を
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