フェイクニュースの拡散は、記事内容を十分に確認しない反射的なシェアも要因の1つです。ワシントン州立大学バンクーバー校のMike Caulfield(マイク・コールフィールド)さんは、大学生がソーシャルメディアで記事や動画を見る時に「90秒ルーチン」を行うことで対抗できると言います。 wikiを使ったファクトチェックフェイクニュースを研究する中でマイクさんに注目したのは、ソーシャルメディアに流れる不確実情報を学生が調査、確認し、wikiにまとめるDigital Polarization Project (DigiPo)という取り組みを行っていたからです。 DigiPoのサイトを見ると「音楽を聞くとIQが高くなる」「ハゲている男性はよりセクシー?」「高校生のフェイスブック利用は減少している?」などネットで話題になった41のトピックが掲載されています。 Digital Polarization