まだまだ寒い日が続きますね。冬は大嫌いです。 寝起きも悪くなるし、きっと前世はトカゲなのでしょう。 さて、前回で紹介したテストケースの重要な欠陥ですが それは、「ファイルに対する編集内容が、明確に記載されていない」事です。 Excelで「編集」と言っても、文字列の追加、フォントの変更、 数式の参照元変更、画像の読み込み、オートシェイプの挿入、 マクロの記録など、ユーザーが編集できるものは様々です。 その内容を、テスト設計者や実施者の頭の中で理解できていたとしても、 ドキュメントに残っていなければ、第三者には全く伝わりません。 もし仮に、「フォントサイズを変更して上書き保存しても、再度ファイルを開くと フォントサイズが保存前のまま変わっていない」というバグが後から発覚した場合、 そのテストを本当に実施できていたかどうか、追跡できない可能性があります。 テストケースは単なる手順書ではなく、記録