あるAnonymous Coward曰く、"先日話題になったばかりの惑星話、話がころっと変わって、冥王星降格の方向にいくらしいと、毎日新聞より報じられた。果たして結論はどうなるのだろうか?" sillywalk曰く、"「冥王星はやはり惑星、太陽系惑星が12個へ」のストーリが出たばかりですが、読売新聞の記事によれば、国際天文学連合(IAU)は「『惑星』の明確な定義」に関する原案の修正に着手しました。定義案が提出されて以降、惑星科学の専門家などから「単純に大きさと形だけで決めるべきだ」「明るさを表す等級(絶対等級)で決めるべきだ」などと批判が集中し、挙句は「定義は必要ない」といった意見さえ出る始末。さらに「冥王(めいおう)星族」という惑星の新分類法にも大多数が反対しているそうです。定義案は8月24日のIAU総会で採決にかけられますが更に紆余曲折がありそうです。" ということで紆余曲折があった国
【2006年8月23日 アストロアーツ】 やはり、すべての発端は「第9惑星」冥王星、そして冥王星を含むエッジワース・カイパーベルト天体にあると言えるでしょう。冥王星を惑星とすることの是非はさておき、確かなのは、今回の提案はこの十数年の間に急速に進歩した、私たちの太陽系に関する認識を反映しているということです。 冥王星と「第10惑星」だけではない! 2005年に発表された、冥王星よりも大きな天体「2003 UB313」。その存在は、惑星に関する議論の「きっかけ」の1つとなったことは確かです。しかし、議論の本質的な「理由」だと考えるべきではありません。冥王星の周囲には「エッジワース・カイパーベルト」と呼ばれる領域があり、そこには氷でできた無数の天体が潜んでいることが、ごく最近になってわかってきました。冥王星も2003 UB313も、氷山の一角に過ぎません。 まずは、急激に展開する「エッジワース
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