早速原稿依頼が来て、表記の題を送稿したばかりである。 昨日、台湾の友人(といっても元大学教授なのだが)から「台湾は大変です。国民党にしてやられました。私たちは“特務”の怖さを忘れていました」といってきた。つまり、国民党の最大の武器である「情報機関」の怖さを忘れていた、というのである。台湾の人々は、李登輝氏に代表されるように、誠実な方々が多い。抑圧されてきた台湾人の代表として、民進党の陳水扁氏が総統に就任したことで、「これで二度と“非民主主義政治”には戻れない」と安心したと元教授はいうのである。つまり、自由を獲得した喜びに「浮かれていた」のであろう。 その後、陳水扁氏は確かに民主主義を定着させようと努力したが、政権集団は、いわば“素人集団”だったから、手練手管を駆使した国民党に、再び政権奪取されかかっている、と分析できる。もちろんその背後には大陸の共産政権の“絶大な支援”があることは明白であ
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『80対20の法則を覆す ロングテールの法則』という本があります。 ロングテールはWeb2.0をめぐるキーワードの1つですが、このキーワードを説明するのに、上の本のタイトルのように「80対20の法則を覆す」といった形で説明されることがよくあります。 しかし、これはある意味、間違っていると思います。 「80対20の法則」が単に「売上の8割は2割の優良顧客が生み出す」といったものを示すのであれば間違いとは言い切れませんが、「80対20の法則」がそもそも1897年に、イタリアの社会・経済学者ビルフレッド・パレートが発見した「パレートの法則」と同一のものを指しているなら、完全に間違いです。 私は上記の本を読んでいないので、本の中身についてどうこう言うつもりはないですが、そのタイトル
Web2.0を具体例で3回にわたって解説してきたこのコラム(第1回、第2回)。最終回は、提唱者であるティム・オライリーがWhat Is Web2.0で記しているWeb1.0とWeb2.0を対比させたチャートから、個人利用に関連する項目を取り上げてみた。(佐藤信正) この対比は日本語で、ホームページ(Web1.0)対ブログ(Web2.0)としていいだろう。総務省によると日本のブログ人口は868万人。ブログも日本でだいぶ流行してきたので、もうホームページとブログの違いを説明しなくてもいいかもしれない。ホームページでできなくてブログでできることは、コメントやトラックバック、RSSによる更新情報配信だ(だからRSSリーダーでブログを読むと効率がいい)。 ということなんだけど、最近では人気のブログなのにコメントもできなければトラックバックもつけられないというのもある。スパム(迷惑情報の押し付け)や嫌
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