さいたま市が誘致を進めていた自転車ロードレースの最高峰「ツール・ド・フランス」の名前を冠した自転車レースが、10月26日に開催されることが固まった。 本大会を主催するフランスのアモリ・スポル・オルガニザシオン社のジャンエティエンヌ・アモリ社長が今月25日、同市で清水勇人市長と正式に調印する。市は4月の組織改編で、レースのPRなどを担当する「シティセールス推進課」を設置するなど、準備を本格化させる。 25日に調印して取り決めるのは開催日、レース名やコースなど。市関係者によると、レースは同市中央区のJRさいたま新都心駅周辺に約3キロの周回コースを設定、10~20周で競う。フランスで6~7月に開かれる本大会の上位選手ら約50人が出場する。