味方のゴールを喜ぶ宮市(中央)。この日も1アシストを記録するなど、オランダで充実の時を過ごしている【写真は共同】 27日、フェイエノールトはフローニンゲンとのホームゲームに5−1で圧勝。85分でベンチに退いた「リオ」こと宮市亮は、大きな拍手を浴びながら満面の笑顔だった。今は何のコメントもいらない。ただ、この表情だけで、宮市がフェイエノールトで充実の時を過ごし、サッカーを大いに楽しんでいることが伝わってくる。 前半に1アシストを記録した宮市だが、後半早々の47分にドリブルからPKを奪うと、その後は自由自在の動き。ゴール裏の“ヘット・レヒユン”と呼ばれる大応援団は、宮市がクロスを入れれば「リーオオー! リーオオー!」、相手に倒されファウルを受けても「リーオオー! リーオオー!」の大合唱だった。後半でのドリブル突破は数知れず。シュートは1本、クロスが7本だった。 特にスタジアムが沸いたのが8