どの会社にも、どんなコミュニティにも一定数、「失礼な人たち」がいる。 「失礼」は抽象的な表現であり、相対的なものなので、当然、ある人が失礼と感じることが、他の人にはそうではないことがたくさんある。 だが、「失礼」は確かに存在している。 「論語」によれば、失礼というのは、慎みと敬意がない、ということである。 例えば、インターネットではよく見かけるが、相手に「バカ」「無能」と言ってしまうのは、失礼にあたる。 同じように、誰かが間違ったことをした時に、皆の目の前で「間違っている」と批判することも、失礼な行為だ。 ◆ 以前、こんなことがあった。 その企業は小さなシステム開発会社で、ワンマン経営をしている社長がいた。 そして、その社長は思い込みの強いタイプで、会議でよく間違ったことを言った。 例えばこんな具合だ。 「ソフトの品質が悪いのは、仕事への思い入れが足りないからだ!」 現実的には、ソフトの品
UIとは「ユーザー・インターフェース」の略で、UXは「ユーザー・エクスペリエンス」の略です。 インターフェースは「接点/接触面」、エクスペリエンスは「経験/体験」を意味します。 ゲームにおけるUI/UXデザインとは、「ゲーム」と「遊び手」を仲介する絵や文字の表現を通じて、心地よいゲーム「体験」を作りだすこと、とも言えます。 任天堂におけるUI/UXデザイナーの具体的な制作物は、 ・タイトル画面やメニュー画面 ・ゲーム中の体力ゲージやボタン、マップ、アイコン ・フォントやメッセージ ・勝敗の結果画面(リザルト画面) などとなります。 これらのUIを通じて、お客様にストレスなく心地よいゲームプレイを提供することがUI/UXデザインの主な役割です。 特に、ゲームは娯楽品であって生活必需品ではないため、わかりにくければ簡単に手放されてしまいます。そのうえ、何百万人というプレイヤーがUIを何百回、何
"Designing Data-Intensive Applications"は濃密すぎる一冊だったので2018年の自分にも読んでもらいたい 分散システムに関する理解を整理するための一冊として素晴らしい、という声があり気になっていた "Designing Data-Intensive Applications" を一通り読んだ: https://twitter.com/frsyuki/status/846431130437890049 僕のような「用語としては知っている」程度の新人に「なぜそれが大切なのか」「なにが難しいのか」といったポイントを丁寧に説明してくれる、学びの多い充実の一冊だった。 冒頭では『早すぎる最適化(不要不急のスケーラブルなシステムの構築)は制約が増えてシステム設計が不自由になるだけなので無駄』という事実に触れ、適切なツールを選択することの重要性を説いている。本書が50
「良質なアウトプット」を行うために必要なものは、「十分なインプット」と「適度なスループット」を確保することです。 ここで「十分なインプット(input)」とは、「自己の外部から、世の中の最先端を走る知識を、十分仕入れること」を意味します。 一方、「適度なスループット(throughput)」とは、「外部からたくわえた知識を自分のなかで咀嚼したり、他人と対話しながら、自分の腹におとすこと」をいいます。 これは僕の経験談でしかないのですが「インプットースループットーアウトプット」、このバランスがうまく保たれているときに、「良質なアウトプット」が確保できます。 自分でいうのも何ですが、今から20年弱前、駆け出しの助手(助教)時代などは、このバランスが比較的保たれていたような気がします。 しかし、年をとるにつれてか、法人化の影響か、僕のタイムマネジメントがショボイのか、知りませんが、この「バランス
Haitian hip hop - Wikipedia 文字列は理解できるけど聞いたことないっすね。ハイチ人がハイチから発信するハイチクレオール語のラップとのこと。 Haitian Creole - Wikipedia まあフランス語だな。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com 全体的にのんきな雰囲気があるものの貧困や苦難について歌ってるらしい。 とりあえず最近の人気曲をみてみたいので YouTube で再生数上から見てみる。 www.youtube.com Musixmatch - Song Lyrics and Translations 歌詞の翻訳はよくわからんがとにかく貧困っぽい。他の曲とか見てても風景が貧困なものとギャングスタっぽいものが混在しててシーンの分断がある雰囲気がありますね。 Supa Deno って人が割と初期か
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 概要 AWS Database Migration Service 略称DMSを使って、水平分割されたDBインスタンスを縮退しようと計画していましたが、検証中に不具合らしきものを見つけたので中断しました。この記事はDMSを検証中に引っかかったトラブルや対策について書いていたメモをまとめたものです。今回の記事中で説明する内容は実環境からぼかしている箇所がありますがご容赦ください。 ※ この文章での「メンテナンス」という単語は、ゲームシステムのメンテナンスを指しており、AWS側のメンテナンスとは異なります。 動機 通常DBは基本的にはスペッ
仕事やらなんやらでMySQLのクエリの良し悪しを判断する必要があるとき、EXPLAINの内容だけだとどのぐらい良くなったり悪くなったのか分からないので SET long_query_time = 0; してrows_examined (そのクエリでrows_sent行の結果を返すために何行に触ったのか)も一緒に提示するようにしている(少なくともMySQL 5.7時点ではrows_examinedはslow_query_logでしか確認できないはずperformance_schemaが有効ならevents_statements_historyやその仲間たちで確認できるとのこと*1 MySQL :: MySQL 5.6 リファレンスマニュアル :: 22.9.6 パフォーマンススキーマステートメントイベントテーブル)。 例: 上の例のBeforeは、もともとDBAが書いた温かみのあるSQLでO
決して読書が速くはないぼくでも購入から 5 日後には読み終わりました。スムーズに読めておもしろかったです。 エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング:書籍案内|技術評論社 読んでいて安心した 実のところ、この本を読んで新たにぼくが獲得した知識や視点というのはそれほど多くはありませんでした。なので、読んでいる間のぼくの気持ちは「うんうん、そうだよね、めっちゃわかる」という感じでした。ぼくがよくチームメンバーや後輩に言うようなことがたくさん書いてありました。 とはいえ、知識や視点をここまできれいにまとめて体系的に語るってのは今のぼくにはできていないことなので、これからエンジニアリング組織論を学びたいという人には、ぼくがいっしょうけんめい語るのを聞かせるよりはこの本をスッと渡す方がいいと思いました。大作です。すばらしい 1 冊だと思います。 著者の広木大地
エンジニアのためのTrello徹底活用術! Pairsのエウレカが、プロジェクトの透明性を確立できた理由 ソフトウェア開発では、手法やフェーズに応じて適切にツールを使い分けることが重要です。株式会社エウレカが、主力サービスのPairs開発チームで実践しているTrelloを活用したタスク管理のノウハウや考え方を紹介します。 初めまして。株式会社エウレカのCTO Office責任者、梶原成親(@kajinari)です。 エウレカが目指すのは自立・自律した組織。全社でスクラム(Scrum)開発を推進し、強いチーム作りをするのが私のミッションです。 管理ツールもさまざまに使い分けていますが、スクラムに合っていると感じるのは、タスク管理ツールのTrelloです。私はもともとアトラシアンのユーザーグループで、東京代表のオーガナイザーを務めていました。Trelloは、アトラシアンが買収したのを機に使いは
Today we’re officially releasing Functions, which make deploying serverless AWS Lambda functions on Netlify as simple as adding a file to your Git repository. We’re also officially releasing Identity and Forms out of beta, so now you can add dynamic functionality to your site without setting up servers, writing server-side code, or managing multiple accounts. Since adding these components is as ea
こんにちは。ハウスマートの高松(@t2kmt)です。 皆さんは開発要件をまとめるのにどんなフォーマットを使っていますか? 開発要件をいい感じにまとめるのって大変ですよね。 ドキュメント整備せずに開発に着手し始めてしまうと手戻り抜け漏れが出てしまいますが、一方で要件定義書をガチガチなフォーマットにするとドキュメントの作成自体の工数が増えてしまいます。 スタートアップはスピードが命。ドキュメントを書きまくって開発が進まないなんて言語道断です。 開発要件の整理はプロジェクトの成否に多大なインパクトを与えますが、ほとんどの現場では企画を考える人にフォーマットが委ねられていることが多いと思います。 今回は皆さんが快適に開発要件をまとめられるように、ハウスマートで利用している mini spec というフォーマットをご紹介します。 mini spec とは mini spec とは開発の要件をまとめる
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