イギリス企業のE2Vが、RFパルスを発信することで自動車の電子システムを混乱させて、停車させることのできる装置「RF Safe-Stop」を開発したとのこと(本家/.、BBC記事)。 同装置のデモンストレーションでは、時速24キロで走行していた自動車が「RF Safe-Stop」の区域に差し掛かると、ダッシュパネルの警告灯及びダイヤルインジケーターが異常作動を起こしエンジンが停止したとのこと。自動車はゆっくりと速度を落とし、静かに停車した。また、車内のデジタルAV機器もRFパルスの影響を受けていたという。 しかし、同装置はすべての自動車を停車させることができるものではなく、1960年代のランドローバーといった古い車種の自動車を停車させることはできないようだ。なお、ペースメーカー装着者に対するリスクはないととしている。