スマートフォンやタブレット端末の急速な普及でパソコンの販売が伸び悩み、ことし4月から半年間の個人向けパソコンの出荷台数は、前の年の同じ期間と比べて30%余り減り、これまでで最大の落ち込みとなりました。 民間の調査会社「MM総研」によりますと、ことし4月からの半年間の国内での個人向けパソコンの出荷台数は255万台で、前の年の同じ期間と比べて30.1%減少しました。 上半期としては、この会社が調査を始めた平成7年度以降、最大の落ち込みです。 個人向けのパソコンは一昨年度年間の出荷台数が789万台と過去最高となりましたが、昨年度からはスマートフォンやタブレット端末の普及で減少に転じ、今年度に入ってからは減少傾向が一段と強まっていることがうかがえます。メーカー各社は、タッチパネルで操作できる基本ソフト「ウィンドウズ8」を搭載したパソコンの開発に力を入れていますが、販売の伸び悩みで、今後、生産態勢の