Electrical power lines hang from a transmission tower near the Agios Dimitrios Power Plan in Kozani, Greece. Photographer: Konstantinos Tsakalidis/Bloomberg ロシアのウクライナ侵攻は世界のエネルギー市場にとって転換点となり、今後はロシアの影響力が弱まるとともに再生可能エネルギーへの移行が加速する。国際エネルギー機関(IEA)が予測した。 IEAが発表した世界エネルギー見通しによれば、各国政府が今回の危機を乗り越えようとクリーンエネルギーへのエネルギー源多様化を図る中、全ての化石燃料は需要がこの10年で頭打ちとなる公算が大きい。世界の石油・ガス市場に占めるロシアのシェアは、2030年までに半減するとIEAは予測する。 IEAのビロル事務局