「2ちゃんねる」を舞台にした感染までの流れ 遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)からネット上に犯罪予告が書き込まれた事件で、大阪の男性のPCが感染する舞台になったネット掲示板でのやりとりの全容がわかった。希望するPCタイマー用ソフトを求める投稿をきっかけに、ウイルス発信者が第三者である「代行者」を通じてウイルスを仕込んだソフトへと誘導していたという。 捜査関係者や情報セキュリティー専門家らによると、舞台になったのは2ちゃんねるで、スレッド名は「気軽に『こんなソフトありませんか?』」。 このスレッドの閲覧者から7月26日午後7時過ぎ、「英単語を覚えるためにタイマーで時間測ってやりたいと思ってます キーボードでストップスタートができるタイマーありませんか?」と、タイマーソフトの紹介を頼む投稿があった。 翌27日午後2時過ぎ、「これで需要は満たすかな? とりあえずキーボード操作は可