今回は、サンプルソースを 64bit 版のWin32 コンソールアプリケーションとしてビルドしてみる。 参考にしたドキュメントは、”ATI Stream SDK OpenCL™ Programming Guide (v1.0) [PDF 900 KB]” このファイルには、以下の手順で たどりつける。 「スタート」メニューから「すべてのプログラム」-「ATI Stream SDK v2」-「ATI Stream SDK Documentation」を選択すると、ブラウザで、「ATI Stream SDK v2.01 Documentation」のページが開く。開いたページのリスト中に上記ファイルがある。 Visual C++ 2008 Express Edition を起動する。 「ファイル」メニューから「新規作成」-「プロジェクト」を選択。 「プロジェクトの種類」から「Win32」を選択
先日ビデオカードを買いました。GPUにAMD Radeon HD5670を積んだマルチディスプレイ対応で、マニュアル開いたままコードが書けて重宝しています。僕は3Dバキバキのゲームやらないし、グラフィクスには疎く絵心皆無なのでグラフィクスを多用したアプリケーションも書きません(DirectXなんか面白そうなんですけどね)。なので普段はせっかくのGPUがアクビしてます。HD5670にはプログラマブルシェーダー、ようは小さなCPUが400基も詰め込まれているらしいのですが、なんともMOTTAINAI。 ヒマを持て余しているようすのGPUに仕事をさせようと、OpenCLで遊んでみました。本稿ではOpenCL C++ Bindingによるマンデルブロ集合の計算を試みます。 OpenCL GPUの計算性能は当然のことながらグラフィクス計算(そのほとんどがベクトルと行列演算)に使われているのですが、こ
追記: 以下の内容は既に古い。 OpenCLのサポート状況は当時よりだいぶ向上してきたと言える。 http://wiki.monaos.org/index.php?.mjt/mosh/OpenCL OpenCL実装は1.0実装と1.1実装が混在しているのが現状と言える。今のところ、OpenCLは完全なクロスプラットフォームを実現できる状況ではなく、(現状のOpenGLのように)パフォーマンスを追求するならベンダ固有のコードをいくつか追加する必要があるだろう。 試すなら MacOS XならAppleの実装一択。(Mac版CUDA toolkitはOpenCLを持っていない) nVidiaのCUDA対応GPUを持っているならCUDA toolkit。名前はCUDA toolkitだがOpenCLもサポートしている。機能豊富。CUDA toolkitはGPU上でしか実行できないので、必要に応じて
Khronos Groupの代表がOpenCLを解説 ~Intel/AMD/NVIDIAを問わず動作する パラレルコンピューティングAPI オープンAPIを策定する業界コンソーシアムであるKhronos Groupの代表であるNeil Trevett氏が17日来日し、先だって公開されたOpenCLの概要について解説を行なった。 Khronos Groupは、100社以上の企業で構成され、ボードプロモーターと呼ばれる代表企業には、NVIDIA、AMD、IBM、Intel、Sony Computer Entertainment、Appleといった主要なチップメーカー/ソフトウェアメーカーが名を連ねる。Trevett氏自身もNVIDIAで組み込みコンテンツ事業担当の副社長を務めている。 同グループによるAPIとしては3Dグラフィック用のOpenGLが有名。そのほかにもオーディオ用のOpenSL
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