前回、西村雄一氏の記事が掲載された際 大きな反響とともに疑問が寄せられた。 レフェリーの日常の活動についてだった。 選手たちのトレーニングは見ることもできる。 監督たちが練りに錬った戦術もうかがい知れる。 だが審判員たちはどんな努力をしてその場にいるのか 審判員たちはどんなトレーニングを積み 何をどこから見極めようと考え どんな気持ちで判定しているのか。 そこで西村雄一氏に再度登場してもらって 審判員のあまり知られていない日々の過ごし方を教えてもらった。 これでもう1つサッカー観戦を楽しむ要素が増えてほしいと思う。 審判員に必要とされる運動能力とは 日頃努力していてもミスは起きます。その努力はあまり知られてないですし、もちろんミスへの批判は当然のことです。でも、たとえどんなに批判を受けたとしても、サッカーを支えたいという気持ちで審判をやっている人たちが多いですね。 主審(レフェリー)の練習
「ポジショナルプレーという単語を最近よく聞くんですが、あれは一体何物ですか? 記事や本を読んでも、今ひとつわからなくて……」 最近、こんな質問を受けることが多い。 たしかに「ポジショナルプレー」というフレーズは、難解に響く。考え方自体は昔から存在していたが、日本では使われてこなかったし、「戦術」や「ポジショニング」との違いもわかりにくい。 ポジショナルプレーとは何か。 自分なりに定義すれば、「攻守を問わずにピッチ上で優位性を創りだすために、戦術システムと選手の配置、組み合わせ方を考えた上で、監督が選手たちに実践させるプレーや細かなポジション取り、基本的なノウハウの集合体」となる。 さらに補足するなら「監督が自らの理念に基づいて」という前書きや、「これまでの戦術的なアプローチが、さらに進化し、精緻化されたもの」と締めくくってもいい。 もちろんこれはあくまでも総論だし、まだイメージがつかみにく
2月8日、スポーツ動画配信サービス「スポナビライブ」が2018年5月31日でのサービス終了を発表しました。これに伴い、昨季(16−17シーズン)から同サービスにおいて配信されてきたスペイン1部のラ・リーガ中継も今週末の第23節が最後となり、スポナビライブで提供していたプレミアリーグ、ラ・リーガの海外サッカーコンテンツは今後「DAZN」で提供されることになります。 スポナビライブにおけるラ・リーガ中継は、昨季より実況の倉敷保雄さん、解説の中山淳さん、そして筆者(小澤一郎)の3人の「チーム倉敷」を中心として担ってきました。(玉乃淳さんは一身上の都合により解説は休業中) われわれが中継終了の一報を受けたのは、1月末の第21節中継時。現場責任者より「2節後の第23節をもってスポナビライブのラ・リーガの中継制作を終了します」と通達されました。 ■権利が残る中でライツホルダーたるスポナビライブの撤退
注目クラブのボランチ活用術:ナポリ シャビ、シャビ・アロンソといった名手たちが欧州サッカーのトップレベルから去ったここ数年、中盤で華麗にゲームを動かすピッチ上の演出家は明らかに少なくなっている。では実際のところ、各クラブはボランチにどのような選手を起用し、どんな役割を求め、そしてどうチームのプレーモデルに組み込んでいるのか。ケーススタディから最新トレンドを読み解く。 ナポリは[4-3-3]のアンカーとしてタイプの異なる2人のMFを擁している。ジョルジーニョは典型的な「レジスタ」。ただし体格、運動能力などのフィジカル面は凡庸で、フィジカルコンタクトやボール奪取力などは平均的なMFと比べてもやや見劣りする。一方アフリカ系で強靭なフィジカルを備えるディアワラは、ほとんどすべてのボールをワンタッチ、ツータッチでシンプルにさばくプレーに徹し、守備では強い当たりと高いボール奪取能力を生かして敵の攻撃を
ドイツ・ブンデスリーガで台頭する30代の若手監督に注目が集まっている。トップリーグでのプレー経験がない彼らを揶揄して、「ラップトップ監督」とも呼ぶ声もあったが、結果を残して評価を上げた。 若くして指導者の道に進み、アカデミーなどで実績を積んできた彼らにチャンスを与えようと始まったこの潮流は、新世代の監督たちが持つイノベーションへの貧欲さに目をつけたものだ。彼らがトライできる環境を作るべきだという判断だった。 それによって多くの若手指導者に監督としてのチャンスが訪れた。そしてポテンシャルが開花、見事にムーブメントを起こしている。 その代表的な存在が30歳のユリアン・ナーゲルスマン(ホッフェンハイム)や32歳のドメニコ・テデスコ(シャルケ)。彼らが今後、クラブでどのような斬新なアイディアをもって、新しい戦術やシステムにトライするのか? 私自身も興味が尽きない。また、彼らの存在だけを考えても、サ
快挙だった。2014年ブラジル・ワールドカップの開幕戦 ブラジルvsクロアチアを日本人の審判がさばいたのだ。 ところが71分、ブラジルのFWフレッジがクロアチアのDFデヤン・ロブレンに倒されてPKとなると 判定ミスではないかという声が沸き起こった。 西村雄一が難しい試合を任されたのには理由があった。 高く評価された能力を発揮していたからだ。 2010年南アフリカ・ワールドカップ、準々決勝のオランダvsブラジルは 退場者を出しながら名ジャッジと高評価された。 ブラジルのフェリペ・メロはオランダのアリエン・ロッベンを踏みつけ退場となる。 難しい状況の判定だったにもかかわらず正確に判断した おかげで両チームの選手は騒動にもならず、 その後も試合は熱を帯びながらも冷静に続くことになった。 西村の手元にはフェリペ・メロやフレッジをはじめとした 選手たちのユニフォームがある。 それはチーム・選手からの
***このブログは僕自身が今回のワークを通して接したクラブに対して感じたことであり、すべてのクラブに対して共通で言える事実ではないので、ご容赦ください*** さてこんにちは! ソーサル中島です! 今回は僕が9月〜1月までSHC(Sports Human Capital;Jリーグ発祥の経営人材育成組織)のスポーツビジネス経営人材育成に特化した研修コースに通って、Jリーグの実態についてかなりディープなところまで学んできたので、 これからJリーグに携わろうとしている人に向けて、Jリーグを応援している人に向けて現在のJリーグの内部がどうなっているのかを発信できたらと思います。 『Jリーグ』に3ヶ月間通って分かった、Jリーグの今 冒頭にも記述した通り、こちらはあくまで僕自身がSHCに通って感じたことになるので、 他の人が感じたことは違うかもしれませんが、少なくとも僕の実感として感じたことを書きたいな
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