【ジュネーブ共同】フェンシングの本場、欧州で若者の参加を取り込もうと新たな取り組みが始まり、フランス連盟が人気SF映画「スター・ウォーズ」に登場する武器「ライトセーバー」(光剣)を使った対戦を一つの“種目”として正式に認可した。25日までにAP通信などが報じた。映画の娯楽性と中世の騎士道がルーツのスポーツを融合させた新時代の動きとして注目されそうだ。 発光ダイオード(LED)の剣で映画のように相手を切れるわけではないものの、同連盟幹部は「今日の若者に共通なのは健康問題。現代の技術と私たちの種目をつなげばスポーツへの参加も自然に促せる」と狙いを説明。