ポルノや貧困の問題を考えるシンポジウム「ポルノ被害と女性・子どもの人権」が3日、豊島区の立教大学で開かれた。 学者らでつくる「ポルノ被害と性暴力を考える会」の主催。基調報告では、ポルノ問題に詳しい福島大の中里見博准教授(憲法)が、児童ポルノ商品が大きな市場を形成する現状を説明し、養護施設出身でアダルトビデオ(AV)業界で働いていた女性は「寂しさを抱え、風俗で働きAVにも出た。その時は楽しかったが深い傷ができた」と振り返った。 パネルディスカッションでは、社会生活を送る上で困難を抱える女性を保護する婦人保護施設の関係者や、立教大の浅井春夫教授(児童福祉)らが参加。貧困や構造的な男女の力関係が、性の商品化や性暴力被害につながっているとの指摘が相次いだ。 児童ポルノ問題を巡っては、所持や取得行為を禁止する児童買春・児童ポルノ禁止法改正案が7月の衆院解散で廃案になった。【井崎憲】 〔都内版〕
「意味も目的も分からないし気味が悪い」。力士のような顔を2つ並べたデザインのシールが都内の電柱や壁、ガードレールなどで続々と見つかっている。通称、力士シール。昨春から中央区や台東区などを中心に都心で発見され、その数は銀座だけでも100枚以上にのぼる。粘着力が強くはがしにくいため、行政側や商店街などが対応に苦慮している。いわゆる「グラフィティ」説が有力だが、海外犯罪グループやカルト教団による犯行説なども出ており、謎は深まるばかりだ。(宮原啓彰) 力士シールの発見情報が相次ぐ街の1つ、銀座。探索を開始すると、ほどなく自動販売機や廃屋、エアコンの室外機などで続々と力士シールが見つかった。正直、あまり気持ちの良いデザインではない。大きさは縦20センチ、横15センチほどのサイズを中心にさまざまだ。 東京都中央区の銀座通連合会は「力士のような顔を合わせたものから、ひげを生やした麻原彰晃(松本智津夫
【衝撃事件の核心】警視庁摘発の「疑似児童ポルノ」って何? カリスマ写真家が手を出した苦しい“業界事情” (1/5ページ) 2009.10.4 07:00 “少女”は30歳だった−。女性の陰部が映ったわいせつなDVDを出荷したとして、制作に携わった有名写真家と制作会社の元社長が、わいせつ図画頒布容疑で警視庁に逮捕された。写真家らが制作したのは、童顔の30歳の女優を少女に見立てて裸などを撮影した、いわゆる「疑似児童ポルノ」。少女らがわいせつな姿をさらす児童ポルノへの規制が世界的に強化される中、児童愛好家向けの“合法代替品”として人気を得ているというのだが…。(滝口亜希)きっかけは「WAREMEX」 「児童ポルノが禁止されてからは、法に触れないようにするために、少女っぽい女優を使って作品を撮るようになった」 9月16日に逮捕された写真家、力武靖容疑者(48)=東京都渋谷区=は警視庁の取り調べで
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