欧州委員会は2018年7月、Googleが公式アプリストア「Google Play ストア」のアプリをプリインストールしたいAndroid端末メーカーに対し、「Google検索」と「Chromeブラウザ」もプリインストールすることを義務付けたことは、欧州の独占禁止法に違反したとして43億4000万ユーロの制裁金支払いを命じた。 Googleはこれを不服として上訴し、また、欧州経済地域(EEA)のAndroid端末について、Googleの公式アプリのライセンス方法を変更した。 第一審裁判所は、Googleによるライセンス方法変更も考慮し、制裁金の金額をわずかながら減額して41億2500万ユーロとした。それでも独禁法の制裁金としては過去最高額だ。 第一審裁判所はプレスリリースで「Googleは検索エンジンの支配的地位を確立するために、Android端末およびネットワークの企業に違法な制限を課し