どんなに軽いお辞儀であっても,お辞儀は上半身全体を動かします。 首だけを動かすお辞儀は,相手を軽んじているように見え,印象が良くありません。見方によっては,相手を馬鹿にしている(挑発している)ように見えます。そのつもりがなかったとしても,相手からそう見える可能性はあるのですから,軽い会釈であっても,腰から上を動かしましょう。 お辞儀には,(1)敬礼(普通のお辞儀),(2)最敬礼(丁寧なお辞儀),(3)会釈(軽いお辞儀)の3種類があります。それぞれの違いはお辞儀の角度と頭を下げている時間です。 (1)の敬礼は挨拶や敬意・礼儀を示す時のお辞儀です。手は両脇で「気をつけ」の姿勢にするか,両手をおなかの辺りで組み,上半身全体を30度傾けたら,すぐに戻します(選択肢1)。 (2)の最敬礼は,お礼や謝罪など相手へ気持ちを伝える時のお辞儀です。(1)と同様に手は両脇に置くか両手をおなかの辺りで組み,上半