日本社会では「未婚」より「既婚」が優遇される 結婚は恋愛とは無関係です。結婚は社会システムの一部です。 結婚をして、家族というコミュニティーを作れば、戸籍が変わります。税金も優遇されます。天下国家から一人前と認められ、新たなる社会的ステータスを得ることができます。税や社会保障などが既婚者に優しい制度になっているのは、国家は結婚する人を増やしたいからです。婚活とは、そんな国家から認められるための行為と言えます。 私はしばしば結婚を学歴に喩たとえます。大卒と高卒を比較すると、能力の有無にかかわらず、大卒が優遇されるのが社会の現実です。それと同じように、未婚と既婚では、既婚が優遇されるのです。 結婚が恋愛の延長線上にあるものだと考えている人は、結婚は国に認められるための行為だという考えに及びません。恋愛をしたいならば、結婚などしなくてもいいと思います。 婚活をする際は、結婚を社会的ステータスだと