タイトルで大学の馬術部が終わっていると書いたが、正確な表現ではない。 正しくは「大学の馬術部を取り巻く環境が終わっている」のだ。 私は某大学の馬術部に所属している。 大学によって状況は千差万別だろうが、基本的に馬術部は馬術部の馬を所有している。 自前で厩舎を持っているところ、乗馬クラブに預託しているところ、いろいろあると思うが、共通しているのは「部の馬の飼養に必要な金を学生が払っている」ということだ。まあある程度は大学から予算を下ろしてもらっているだろうが、それでまかない切れるような額はもらえていないだろう。 足りない分は部費として部員からかき集めて払うことになる。が、大学生がそんな大金を持っているはずもない。よっぽどの大所帯でもない限り、日々のバイトで生計を立てている学生から毟るにはあまりにも酷な額を請求することになってしまう。 ではどうやってその足りない資金を調達するのか。その答えが、
