非常に面白かった。 基本的な方向性としては、僕はデネットとそれほど違わないので「マジかよ」みたいな衝撃というか新しい発見はないけれど、勉強になった部分はかなりあった。 何か長くなったので、目次。 内容と関係ない感想 前提 この本は哲学の本か科学の本か 進化論について 内容 決定論と因果律は異なる（両立主義） 視点位置の変更ないし志向システムとして捉えること 延長のない実体を想定しないこと ゲーム理論と感情 スキナー型生物、ポパー型生物、グレゴリー型生物とミーム 自己認識 政治とか社会設計とか で、結局自由とは何か、山形浩生が一言で答える 哲学者のはまりがちな罠 内容と関係ない感想 勉強になった部分は、後で書くので、最初に内容とは関係のない感想を。 まず文体。このことに関しては、瀬名秀明に同意 翻訳は山形浩生。この訳者は（小説だとふつうなのに）なぜかノンフィクションだとタメ口で訳すクセがあり
創世記を歴史的事実で文字通りが真実であると、教条主義的に捉えるなら 進化論を受け入れることができないでしょう。 創世記を神様と人類や被造物の関係の神話と思うので、進化論にも真実があると理解しています。 人間は神様に似て創られたから、完全になりたい、究極の真善美を極めたい、悪を避け善徳を積みたい、完全な自由を得たい、真実に人を愛したい、 など神様の属性である事柄を望み、神様に近づきたいと思うのです。神様に似て創られたから人間にその概念が生じるのです。 ネアンデルタール人は食料として人を食べていたが、約３万年前には、死者に花を供えるようになり、宗教心が芽生えたといわれます。人間が進化した証拠でしょう。 土の人形を作り神様が息を吹きかけて、生命を与えたように書かれているが それは神様が人間の創造の過程を簡単に寓話的に書いているだけです。 進化論は神様が人間や天地万物を創造されたと信じることを些か
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Amazon.co.jp: シンカのかたち 進化で読み解くふしぎな生き物: 北海道大学CoSTEPサイエンスライターズ, 宮本拓海, 遊磨正秀, 丑丸敦史: 本