・心の起源―生物学からの挑戦 心とは何かを科学者が哲学的に探究する。面白い。 著者は記憶こそ心の基本であるという。記憶には想起、記銘、保持といった機能が生物学的に備わっている。こうした記憶の照合作用から、時空(位置や時間の堆積)、論理(原因と結果の堆積)、感情(快不快の堆積)という3つの基本的な枠組みがでてくる。そしてさらに統合能力としての統覚が、記憶の中の離散的なもの(時刻、位置、事象、快苦)の中から連続的なもの(時間、空間、因果律、好悪)を見出し、世界の認識に至る。 著者のアプローチは心を物質に還元しない。物質世界、生物世界、心の世界が入れ子構造になっているが、それぞれの世界に独自の法則が働いていると考える。心も遺伝子の乗り物と考えるようなドーキンス的アプローチとは一線を画す。 まず各世界を特異点(開闢)、基本要素、基本原理、自己展開といったキーワードで分析していく。物質世界の自己複製
バラバラにされても自力で復元するロボット:動画 2008年9月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Ryan Singel 『ckBots』は、バラバラにされても、それでは終わらないロボットだ。 ckBotsを蹴り倒すと、各部品はちりぢりになるが、ひとつひとつの部品が目を覚まし、お互いを確認したうえで、再結合の手順を集団決定するのだ。 このシステムでは、小さなロボットの集まりが大きなロボットを構築しているのだと、ペンシルベニア大学のC.J. Taylor准教授は説明する。「生体の細胞を考えるといい」 Taylor准教授は、ワイアードが開催する、未来のテクノロジーがテーマの展示会『NextFest』で、ckBotの展示に協力している。NextFestは無料の展示会で、9月27日(米国時間)から10月12日まで、シカゴのミレニアムパークで開催されている。 ckB
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