ローカルのみでオペレーションを実行できない場合、または実行したくない場合にリモートプログラムを作成します。著者たちは、通常、PHPアプリケーションでこれを構築しています。 例えば、最新のロサンゼルスの天候を知りたいとします。このためには、ロサンゼルスの地方測候所のWebサイトに接続して、ローカルデータベースから、この情報を検索する必要があります。 Webアプリケーションでは、ユーザを見ているサイトから動かさずに、他のサイトのローカルデータベース情報を検索させる必要がある場合もあります。例えば、著者たちのPHPアプリケーションでは、Google APIにクエリを送信し、レスポンスを取得します。 例えば、オンラインショッピングサイトで商品を販売する際、決済方法として、オンライン決済サービスの1つであるPayPalを利用したいと考えたとしましょう。そのためには、あなたのショッピングサイトとPay
Webサービスは、コンピュータ同士を直接結んでリモートリソースにアクセスする方法の1つである。本稿では、SOAPやWS-*規格群など、Webサービスの基礎知識をまとめた。 物理的に離れたコンピュータのプログラム間で情報を交換できることは、今日の企業における標準的な要件の1つだ。そしてリモートリソースへの最も一般的なアクセス方法が、HTTPによるサーバからクライアントへのHTMLファイルの転送、要するにWebサイトである。こうした情報伝達のやり方が功を奏している理由は、シンプルで身近に利用できるテクノロジーと標準規格が使われている点にある。しかし、Webサイトには根本的な限界がある。Webページの情報を理解できるのは人間だけで、コンピュータにはそれができないことだ。 Webサービスは、コンピュータ同士を直接結んでリモートリソースにアクセスする方法の1つである。本稿では、SOAPのような基本的
SOAP、WSDL、UDDIなどを基盤とするWebサービスの標準化を行ってきた団体WS-I(Web Services Interoperability Organization)が、2002年からの約8年間の活動に幕を下ろしたことを正式に発表しました(参考:WS-I Completes Web Services Interoperability Standards Work(pdf))。 WS-Iは、WS-*と総称されるWebサービスのさまざまなプロトコル策定に取り組んできましたが、複雑すぎるといった評判がつきまとい、また策定そのものにも予想以上の時間がかかったことなどで、当初の想定ほど普及に至りませんでした。 そのSOAPに代わり、ここ数年サービス間をつなぐAPIとして存在感が高まっているのがREST(Representational State Transfer)と呼ばれるアーキテクチ
.NET を使うと Web サービスも Web サービスクライアントも驚くほど簡単に作成できます。 しかし時には、サーバは .NET だけど、クライアントは Java で作成しなければならないことがあります。 Java でも Web Service 用のクラスライブラリ/ツールが出回っており、これまた驚くほど簡単に実装できます。 ためしにオープンソースの SOAP サーバ/クライアント 用コンポーネントである Apache Axis を利用して .NET で作成した Web サービスにアクセスしてみました。 なお、以下の説明では Windows XP Professional 上で、 .NET C# 2002 & IIS 5.1(Web サービス用)、IE 6、JDK 1.4.2、Apache Axis 1.1 を使用しています。 Apache Axis Apache Axis は htt
Web API(WebサービスAPI)をプログラミングで活用するにあたって,ぜひ知っておきたい基礎技術が三つあります。古典的な技術の代表としてSOAPとWSDL,そして昨今急速に普及してきたRESTです。ごく単純に言ってしまうと,前者は「高機能で複雑」,後者は「シンプルで簡単に利用可能」と区別できるでしょう。現時点では,そのシンプルさが多くの開発者に受け入れられたおかげか,REST方式が(先達である)SOAP方式を圧倒しているように見えます*1。 もっとも,だからといってRESTがSOAPよりも優れていると結論付けるのは早計でしょう。昨今では,SOA(Service Oriented Architecture)という言葉に代表されるように,大規模なシステムを「サービス」という単位で構成し,互いに連携し合う設計手法が注目されています。特に,SOAを実現する具体的な基盤技術として注目されている
XML鍵管理サービス(XKMS)とXMLプロトコル(SOAP):Webサービスのセキュリティ(3)(1/2 ページ) 「第1回 Webサービスのセキュリティ概要」では、Webサービス・セキュリティのフレームワークを述べ、「第2回 XMLデジタル署名とXML暗号」では、XML署名とXML暗号について述べた。今回は、XMLデジタル署名とXML暗号を処理する際に必要な鍵情報の、登録と検証を、外部のサービスに依頼する仕組みを定めたXKMSと、これらの情報を伝達するためのXMLプロトコルSOAPについて述べる。 XKMSは、XML署名やXML暗号を処理するために必要である複雑な鍵管理の処理を外部に委託することで、Webサービスのセキュリティ・アプリケーションを容易に開発することを可能にする。SOAPはセキュリティのプロトコルではないが、Webサービスのセキュリティのプロトコルを、エンベロープ(付加情
はじめに GoogleやAmazonを始め、多くの代表的なWebサービスでは、それ自身の機能を多くの利用者(開発者)に使ってもらうために、APIを提供しています。 その仕組みとしてSOAPやXML-RPCが使われていますが、今回はPHP5の新機能であるSOAP拡張機能を用いて、SOAPによるブックマークサービスを作成してみます。 対象読者 PHP5を用いて開発している方を対象とします。 また、今回用いるSOAPの拡張機能はPHP5から導入されたものなので、PHP4で開発している方はPEAR::SOAPを利用することで同様の事ができると思います。 必要な環境 筆者の環境ではいわゆるLAMP構成で開発を行っています。対象OSは、Unix/Linuxです(Windowsでは、サンプルプログラムが動作しません)。以下に、必要なPHP Extension(PHP拡張)をリストアップしま
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