米ハワイ州で1月13日の午前8時7分ごろ(現地時間)、「弾道ミサイルの脅威がハワイに向かっている。ただちに避難場所を探せ。これは訓練ではない」という緊急警報が住民のスマートフォンに表示された。その約10分後、トゥルシー・ギャバード下院議員(ハワイ州選出、民主党)が自身のTwitterで「これは誤報です。当局に確認しました」とツイートした。 スマートフォンにミサイルの危険はないというメッセージが送られたのは、警報から約40分後だった。 米連邦通信委員会(FCC)によると、この緊急警報システム(EAS)は、米国の連邦政府や州政府が、国民の生命にかかわる緊急事態を報じるためのシステム。自然災害や誘拐事件などでも使われる。 ハワイ州知事のデービッド・イゲ氏は公式Twitterで、「今朝の警報が誤報だったことにほっとしているが、EASは信頼できるものでなければならない。今後はこのようなエラーを起こさ