JR山手線に乗っていたら、有楽町のあたりでインド系と日本人の2人連れが乗り込んできた。米国のスマートテレビ業界で注目される企業の1つ「Flingo」のCEOとマネージングディレクターだった。なぜわかったのかというと、日本人は、わたしが編集長をつとめていた雑誌で何かとお世話になっていたW氏だったからだ。同社は、テレビメーカーに番組アプリや、映像認識やソーシャルテレビのための技術を提供している。 いまIT業界の話題は、「スマートフォン」から「スマートテレビ」に広がってきている。このコラムでも『「テレビ崩壊」はウソだと思う』と題して一度触れたことがある。次世代テレビに関する議論は1990年代から繰り返されてきたが、メーカー、放送局、行政、制作者・出演者、スポンサーなど、関係者が多くてなかなか進んでいない。しかし、音楽もそうだったし、米国では電子書籍が全書籍の売り上げの20%のを占めてきているのだ
グーグル(Google)は米国時間5日、まもなく始まるConsumer Electroncs Show(CES)で、LG電子、ソニー、ビジオ(Vizio)の各社がそれぞれ「Google TV」に対応する新製品を発表する予定で、さらにサムスン(Samsung)でも今年、同ソフトウェア対応製品を投入する予定があることを明らかにした。またグーグルは、チップメーカー2社--メディアテック(MediaTek)、 マーベル(Marvell)と提携したことも明らかにしている。 Google TVは、グーグルが2010年秋に発表し、昨年にはソニーやロジテック(Logitech:日本では「ロジクール」)から対応製品が発売されていたものだが、「リモコンが使いづらい」「操作が複雑」といったユーザーの反応が目立ち、これまで苦戦が続いている。 グーグルでは昨年10月末に同ソフトウェアのアップデート版をリリースし、同
2010年10月12日、米国で、ソニーが「Internet TV」を発表した。これまで日本の家電メーカーがテレビを作るときは、その会社が部品からデザインから使い勝手まで、すべてを決めて作っていた。それが、今回は5月にグーグルが発表した「Google TV」という仕様のもとに作られている(はずである)。 Goolge TVには、グーグルの「Android」というスマートフォンのためのOS(正確にはプラットフォーム)が使われている。ソニー・エリクソンの「Xperia」やシャープの「IS03」のようなスマートフォンを、いきなり魔法のバトンで“バッ”と大きくして、テレビ受像器を飲み込ませたようなものだと思っていただきたい。 5月のグーグルのプライベートイベント「Google I/O」で発表され、同時にソニーから製品が出るということもアナウンスされて話題になった。そして今回発表されたのは24型~46
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