歴史戦とやらはロクなものではない。神がかり保守が余計なことをやった挙句、古傷を抉られる結果しかもたらしていない。 政府まで余計なことをいって火に油を注いでいる。「国連女子差別撤廃委『慰安婦問題に多くの課題』」では 外務省の杉山晋輔外務審議官が慰安婦問題に関して軍や官憲によるいわゆる「強制連行」は確認できなかったなどと初めて包括的に反論したが、その内容について言及はなかった。 http://www.yomiuri.co.jp/world/20160307-OYT1T50153.html とある。 だが、すでに慰安婦問題の焦点は強制連行の有無にはない。人身売買や慰安所での奴隷的拘束、それを追認した日本政府といった非人道的な取り扱いが問題となっている。 そこで区々とした「強制連行ガー」といっても、日本の心証を悪くするものでしかない。外務省はそれに気づいているのだが、日本の国内事情からそう言わざる