新型コロナワクチンを接種するか、否か。そのがん治療を受けるか、否か。 数字や専門用語が並ぶ医療の情報は理解するだけでも一苦労ですが、最後は自分自身で選択しなければいけません。 インターネットや本などでたくさんの情報を集めても、どれを信じたらいいのか分からなくなる人も少なくないでしょう。 あふれる医療情報の中から、自分自身の判断のために取り入れていいものはどれなのか。 それを見極める物差しとして、世界各国の研究者や医師などが提案したものがあります。 「メディアドクター指標」と呼ばれる基準です。 海外の活動例を取り入れ、10個の指標を作成した、メディアドクター研究会の代表、帝京大学の渡邊清高医師に話を聞きました。 【関連番組】 フェイク・バスターズ「“出版の自由”と医療情報」 8月5日(金)夜10時放送(総合テレビ) 「メディアドクター指標」って何? メディアドクターとは、医療や健康に関する報