生わさび料理で身も心もリフレッシュ 森林総合科学科 江口 文陽 教授 新型コロナウイルス感染対策により我が国のみならず世界の人々の生活は大きく変容しています。外出の自粛、在宅ワーク等によりし、食生活も大きく変わりました。例えば、生わさびを利用する日本料理、鮨、蕎麦、天ぷらをはじめホテルレストランなどへ出かけての食事も減っていることと思います。さらに日本食人気の海外への生わさびの輸出もほぼ止まっているのです。 生わさびは、すりおろして薬味に使う食材としての馴染みが強く、他の料理イメージがないことが需要の激減といえるでしょう。 東京農業大学は、生産現場で起きている問題を解決できればと考え、農大らしいいろいろな取り組みを始めています。生わさびの抱える現況、課題を打破して需要拡大により生産者の皆様へ貢献し、わさびを上手に使って健康増進に寄与するための情報を消費者の皆さまに発信します。 過日、わさび