連載目次 第1回ではクラウド・サービスとのアイデンティティ連携に関する技術要素および基本的な考え方について解説し、第2回、第3回では実際にOffice 365と社内のActive Directory(AD)の連携に関する環境構築の方法および社内外のPCおよびスマートフォンからの実際の利用方法を解説した。今回はOffice 365に引き続き、Googleの提供するSaaS(Software as a Service)であるGoogle Appsと社内ADとの連携方法、および社内のアイデンティティ情報を利用してGoogleが提供するAPI群をセキュアに利用するための方法について解説する。 なお、以前の記事「Windowsで構築する、クラウド・サービスと社内システムのSSO環境 第3回」でもAD FS 2.0とGoogle Appsのシングル・サインオン(SSO)環境の構築方法を解説しているが、