樽見鉄道に新レールバス 三木鉄道廃線で購入 2008年12月12日08:21 クレーンで搬入される新しい車両=本巣市曽井中島、樽見鉄道本巣駅 第3セクター樽見鉄道(本社本巣市)購入のレールバスが11日、同市曽井中島の同鉄道本巣駅に搬入された。 購入したのは、今年3月末に廃線となった三木鉄道(兵庫県)の「ミキ300」。廃線に伴い、わずか5年間の走行で現役を退いていた。樽見鉄道は、1985(昭和60)年から走っている「ハイモ230」の老朽化に伴い、改造費、運送費など合わせて約6000万円で購入した。 新車両は大型トレーラーに乗せられ、この日の午前3時半ごろに本巣駅に到着。作業員約20人が、クレーン2台を使って車体をつり上げ、線路の上に降ろした。 ミキ300は、エンジンなどの整備や点検を行い、来年3月から「ハイモ295」と名称を改めて運行を開始する予定。 ▲TOPへ戻る