情報システム部は、もう役割を終えてしまったのか?:何かがおかしいIT化の進め方(24)(2/2 ページ) 新しい技術に目を奪われ、普遍的な知識やノウハウまで捨てた? 1990年代に入り、メインフレーム中心からパソコンやUNIXサーバへの大きな転換が始まった。コンピュータメーカーが決めていたハードとソフトの構成(技術アーキテクチャ)を、コストや選択の多様性との引き換えにユーザー自らが考えざるを得なくなったのだ。自社のアプリケーションの動向や、IT業界の動向・力関係などをも踏まえたデファクトスタンダード化の見極めなど、技術とビジネス両面に通じた評価の能力が求められるようになった。 当時の情報システム部門には、ベテランを中心にパソコンを軽視/敵視する人が多かった。そのため、システム部員はパソコンの普及が急速に進む中で後れを取り、ユーザー部門のパソコンマニアなどにうまく対処できなかった。このことは
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